家づくりの会 Information

求められている 建築士による耐震リフォーム

耐震リフォーム_04

[リフォーム前]リビングから庭に出られない窓の造り

ここ数年、少子高齢化が進行、既存住宅数は世帯数を超え、空き家が問題になり、新築住宅着工件数は長期的には減少傾向にあります。
このような住宅事情の中で、国は既存住宅のリフォームに力を入れ、様々な助成制度も展開しています。
特に3年前の震災以降、耐震性を高めていくことが強く打ち出されました。
昨年秋には昭和56年5月末以前に着工された利用者多数の施設等や緊急輸送道路沿道の対象となる建物の耐震診断の義務化や耐震補強への助成が決められました。

 

耐震リフォーム_03

リビングに庭へ出られるテラス窓を設置。
奥にはご主人用の4.5帖の和室

すでに同時期の木造住宅の耐震診断・補強に対しては助成行われていますが、現在、課題になっているのは昭和56年5月末以降に建てられた在来工法木造住宅です。
構造に関して昭和56年に基準法の大きな改正がありましたが、その後、平成12年の改正で地震力に耐える壁の配置バランスや構造材の継ぎ手や仕口・金物が詳細に規定されたため、この間に竣工した建物には耐震強度不足が懸念されているからです。

 

まだ助成制度等は見られませんが、今後、この間の住宅の耐震補強の必要性も検討されていくことでしょう。

 

耐震リフォーム_01

(左写真)ダイニング横の茶の間を無くし、収納も確保した、広いリビングダイニングに/(右写真)階段室とダイニングの吹き抜けの壁を撤去して、風の通る吹き抜けに改造

昭和53年竣工の中古住宅を購入し、10年住んでから、子供達の成長に合わせて耐震リフォームしT邸。間取りも大きく変えました。

 

長年住んだ家では家族構成の変化や設備性能の向上などでリフォームを考える家庭も少なくないようです。
こうしたリフォームに合わせて耐震補強をすることをお勧めします。
表面の改修だけでなく、骨組みから丈夫にするには、現在の建物の状態を充分に調査して、適切な耐震設計をすることが基本になります。
それには新築以上に積み重ねた知識や経験が必要になります。
耐震リフォーム設計への建築士の関与は今後ますます求められて行くと思います。

 

[家づくりニュース2014年6月号掲載]

6月21日|「厚木市の家」完成見学会

厚木市の家_松原
建て主さんのご厚意により、厚木市郊外に四世代同居住宅のオープンハウスを行います。

 

180坪の敷地に寄棟屋根を架けた変形コの字型プランの平屋。
ゆったりと庭を囲み、お互いの距離を適度に保ちつつ暮らしを大きく包む家となっています。
共有の玄関からそれぞれの世帯へは芦野石を敷き込んだ土間が続き、
薪ストーブや趣味のスペースとして世代をつないでいます。
部屋ごとに植栽を眺めるように配し、奥行のある大小の庭を身近に感じられるようにしました。

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

■ 日   時 : 2014年6月21日(土曜日) 11:00〜18:00
■ 場   所 : 神奈川県厚木市
          小田急線「本厚木駅」よりバス利用で20分弱
■ 設計・監理 : 松原 正明、樋口あや/松原正明建築設計室
■ 施   工 : 株式会社堀井工務店/現場監督(中村)、棟梁(肥田)
■ 建 築 概 要 : 構  造 木造平屋建て(祖父母、両親、夫婦、子供の7人家族)
         敷地面積 592㎡(180坪)
         延床面積 171㎡(52坪)
         薪ストーブ/アンヴィクタ スドン10(カントリーホーム)
         太陽集熱換気暖房装置/そよ風(環境創機)


見学ご希望の方はコチラへお申込みください。
折り返し詳しい案内図をお送りいたします。
※ 氏名・連絡先(住所・電話番号)・参加人数・見学希望日/時間帯をお知らせください。

6月21日|家づくりカフェ @ さいたま

家づくりカフェ @ さいたま_0517

思いもよらなかった『いい家(うち)』第6段

コストと性能、安全な自然素材

1月から始めたKINOIE SEVEN家づくりカフェ@さいたまも今回で6回目です。
1年で一廻りするセミナーですが、興味のある回にご参加下さい。
配布しております教科書[思いもよらなかった『いい家(うち)』]は、家族で見ながら話し合うと、
我が家の家づくりのポイントがみえて来るかも知れません。

 

コーヒーとお菓子を楽しみながら楽しく家づくりの話を進めたいと思います。
個別にじっくり相談されたい方は日時を変えてお受けいたします。
もしくは17時以降延長も可能ですのでお気軽にお申込みください。

 

土曜の午後、皆様のお越しをお待ちしております。

 

思いもよらなかった『いい家(うち)』:マツザワ設計仕様
思いもよらなかった「いい家(うち)」とは、物や情報の寄せ集めではなく、自分では気づかなかった多くの家づくりに関わる人たちの『心』『気持ち』『愛情』・・・『技術』『経験』などが集まって出来上がった家です。
コンビニやスーパーで物を買うのではなく、魚屋、八百屋、肉屋といった商店で物を買う感覚で、家づくりも見てほしいなと思います。売る人も良いものを真剣に探し、買う人も知識を持って、しっかり選ぶ・・・そんな家づくりを一緒にしませんか?


[2014年開催予定]
01.19 第3日曜15時〜  設計事務所って?建築家との家づくり / ハイスペック・ローコスト
02.16 第3日曜15時〜  家づくりをはじめるにあたって(資金・工事費・工期・誰とつくる…)広葉樹・雑木の魅力
03.23 第4日曜15時〜  敷地を見る!考える・・・成長する家(つくる楽しさ)
04.27 第4日曜15時〜  山へ行って、伐採を見て / 県産材・地元の木で家をつくる
05.17 第3土曜15時〜  欲しい家はどんな家? 快適な広がり
06.21 第3土曜15時〜  コストと性能、安全な自然素材
07.26 第4土曜15時〜  2世帯住宅を考える建物の強度と耐久性
08.24 第4日曜15時〜  本当のバリアフリーって? 家族のつながり
09.20 第3土曜15時〜  キッチン・収納の工夫、家を楽しむ・・・子育てから老後まで
10.19 第3日曜15時〜  家に求めるもの・求められるもの / ソーラー蓄熱換気システム
11.16 第3日曜15時〜  マツザワ設計の取組から・マツザワ設計仕様 / マツザワ設計のQ&A
12.14 第2日曜15時〜  家づくりいろいろ・総まとめ

※セミナー内容は上記のように予定していますが、参加者の質問により変わって行く事もあります。
 聞きたい内容を当日もしくは事前にお知らせ頂ければテーマに加える事も可能です。

 

■店 主 : 松澤 静男/マツザワ設計
■日 時 : 6月21日(土) 15:00~17:00(14:30〜資料閲覧可能です。)
■会 場 : マツザワ設計
      さいたま市浦和区元町2-38-2 パークプラザ元町204号室
      >>アクセスマップ   
■参加費 : 500円/お一人様(初めての方には教科書を差し上げます。)
■定 員 : 6名様(要予約・先着順)


参加希望の方はコチラへお申込みください。
※ 氏名・連絡先(住所・電話番号)・参加人数をお知らせください。

毎月どこかで KINOIE SEVEN Cafe OPEN !
KINOIE SEVEN CAFE
お茶を飲みながら、キノイエセブンの建築家と、木の家づくりの話をまったりとしませんか。
ゆる〜く楽しい茶飲み話のなかで、建築家との家づくりの実際や、
木の家の魅力を感じていただく、そんなイメージの気軽なイベントです。
KINOIE SEVEN(キノイエセブン)の建築家に逢いに行きませんか?

 

6月8日|「参道の家」完成見学会

「参道の家」完成見学会_松澤

 

緑豊かな敷地に、木造準耐火構造の木の家が完成しました。
1階には演奏を楽しめるリスニングルーム(家族のセカンドリビング)があり、
家族や友人との演奏会も楽しめます。

 

この家のポイントは何と言っても丸太などの木の存在感と、バルコニーから楽しむ緑です。
また、3世代が楽しく、快適に暮らす工夫がたくさん散りばめられています。

 

■ 開 催 日 : 2014年6月8日(日)  10:30 ~ 15:00
■ 場   所 : さいたま市大宮区
■ 設計・監理 : 松澤 静男/マツザワ設計
■ 施   工 : 株式会社内田産業
■ 規   模 : 構  造 木造3階建(準耐火)
         敷地面積 147.22㎡
         建築面積  58.67㎡
         延床面積 174.35㎡

6月7・8日|「春日部の家」完成見学会

春日部の家_松原

外壁はガルバリウム鋼板と板張り、内装には珪藻土壁とナラ無垢板を使った30坪弱の木造二階建て住宅です。

 

今回は太陽集熱床暖房も、薪ストーブもありません。
普通の敷地に建つ普通の家ですが、
大きな木製建具で庭とつながる広がりのある居間、
落ち着いた畳の間、
日当りの良い洗面脱衣室。
とても居心地の良い家になりそうです。

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

■ 日   時 : 2014年6月7日(土曜日) 13:00〜17:30
             6月8日(日曜日) 11:00〜17:30
■ 場   所 : 埼玉県春日部市
          東武野田線、東武スカイツリーライン「春日部駅」から徒歩10分
■ 設計・監理 : 松原 正明、樋口あや/松原正明建築設計室
■ 施   工 : 株式会社山崎工務店/現場監督(関根)、棟梁(金子)
■ 建 築 概 要 : 構  造 木造二階建て
         敷地面積 115㎡(34坪)
         延床面積  93㎡(28坪)

6/2-7|「建築家とつくる木の家」#ひとり展

6月2日(月)~7日(土) @ 新宿・木童ショールーム
「建築家とつくる木の家」 #ひとり展

 

家づくりの会[KINOIE SEVEN]のプロジェクト、
住宅建築模型とパネルの展示会「建築家とつくる木の家」#ひとり展は、
昨年から引き続き7名の建築家が持ち回りで今後も継続していきますのでお楽しみに!

 

今回のテーマは
「B級グルメみたいな家?」
松澤 静男/マツザワ設計が担当です。

 

「建築家とつくる木の家」 #ひとり展_松澤
お得なB級材の柱をたくさん使ったログハウスのような家から始まる「B級材みたいな家?」を紹介します。
無農薬野菜や曲がったキュウリのように、
ちょっと見た目が気になっても美味しい・・・そんな家づくり
……………………………………………………………………………………………

最終日の6月7日(土曜日)13:00~16:00は、松澤無料相談をお受けします。
たくさんの模型と、実例写真を見ながら住宅相談ができますのでこの機会をお見逃しなく!

 

是非、木童 東京ショールームにお気軽にお立ち寄りください。
大勢の皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

 

  ■ 場 所 : 木童 東京ショールーム
          東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル1階 
  ■ 交 通 : 京王新線「初台駅」東口徒歩1分
         (京王線相互乗り入れ都営新宿線にて新宿から2分)
  詳しくは >> 木童 http://www.kodoh.co.jp/showroom.html

木童 東京ショールーム

「家づくり学校」が日本建築学会教育賞受賞

家づくり学校
「家づくりの会」は、建築家による良質な住宅の普及を目指し、様々な活動を行ってきましたが、2009年より「家づくり学校」という住宅設計を目指す人たちのための学校も運営しています。

 

この「家づくり学校」がこの度、「2014年 日本建築学会教育賞」を受賞しました。

 

この学校の講師は家づくりの会の会員が主体となってやっています。
家づくりの会は発足し31年の歴史を刻んできましたが、この間、多くの会員が建築家として大きく成長し、住宅設計者の後進を育てる学校を運営するまでになりました。
今回の受賞は「家づくり学校」そのものに対しての受賞であると同時に、「家づくりの会」31年目の到達点とも言えます。

 

「家づくり学校」は10年ほど前に活動していました「建築道場」を前身とし、5年前に建築道場を発展解消し「家づくり学校」が誕生しました。
建築道場は家づくりの会の一部有志による学校でしたが、「家づくり学校」は現在、家づくりの会の重要な活動の一つになっています。

 

家づくり学校の今回の受賞は大変ありがたく、喜ばしいことではありますが、これで良し、とするのでなく更なる夢に向かって頑張りたいと思っています。

 

建築道場の発足を0合目、家づくり学校の発足を2合目とするなら、今回の受賞はまだまだ4合目、まだ半分にも到達していません。
次の6合目、8合目、10合目と夢は続きます。6、8、10合目の具体的な形はおいおい皆様の目にも触れることができるよう頑張りますが、いずれにしろ住宅設計における社会人教育の新たな地平を開きたいと思っています。

 

どうかこれからも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

家づくり学校校長  泉  幸 甫

 


 

「家づくり学校」の5年間

 

2009(平成21)年春、家づくりの会は、住宅設計を目指す人の為に「家づくり学校」を開講しました。
その後5年の月日が流れ、昨年度は初の卒業生を輩出する事が出来、これまでの受講生は延べ100余名を数えます。
中には自身の仕事(住宅)で受賞の栄誉を得た人もいますし、卒業生の中から当会への入会を希望する人も現れました。

 

私達、講師・運営側にとって、この学校がきっかけとなり受講生の皆さんが活躍しているのを見る事が何よりの喜びです。

 

今回の受賞を機に、これまでの家づくり学校の歴史を振り返ってみたいと思います。

 

———————————————————————————————————————————————————-

 

2009年、第一期開講。
2009年_第一期住宅設計を学ぶなら優れた建物の中でする方がよかろうとの考えで、建築家F. L. ライト設計の自由学園明日館(重要文化財)を会場とする「座学」を1年生コースとし家づくり学校がスタートしました。

 

1年生コースでは家づくりの会設計会員が講師となり、自身が得意とする設計テーマを披露開陳し、受講生が住宅設計で生きる為の自己研鑚を促す事を目的としています。
我々講師・運営側も、如何に世間に流布している教科書やセミナーと一線を画すか、模索してきました。
年8回、「生活」・「環境」・「素材」・「設計監理」・「構造」あるいは「構法」・「木」・「歴史」・「外構」・「地域」等をテーマとした約2時間半の講義を行っています。
そのうち毎年1回は必ず「生き残るためには」と題し複数の建築家で座談的な講義を行い、建築家として自分がどのように学び生きてきたかを語ってもらいます。
自分達の現状分析や将来展望について大いに参考になるのでしょう、これは受講生に大変人気のある講義のひとつです。

 

 

2010年、第二期開講。
2010年_第二期2年生コースを新設。部屋から飛び出し、生産の現場を訪ねる「素材や技術の見学会」を始めました。

 

具体的には、大谷石・鉄平石などの石切場、山での木の伐採から製材されるまでの工程見学といった素材の源流を探ねる、建具や家具・左官・瓦・和紙・金属加工・鍍金・塗装等の各工場で製作・製造の技術に直に触れる、国宝級の古建築を訪ね伝統技術に触れる、古材を扱う商店や建築廃棄物の処分場やリサイクル工場を訪ねる、というバラエティに富んだ内容です。
私達現代の設計者は、ややもすれば既成のカタログ部品のアッセンブルだけが仕事になってしまいかねない状況下にあります。
受講生にはこの学年で建築素材の捉え方について開眼し、今自分がしている仕事を捉え直してもらえるよう期待して始めたものですが、やはり多くの受講生が「参加してよかった」と言ってくれています。
なおこの2年生コースは、毎年多くの建設関連業の方々に御協力いただく事で成立しており、この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。

 

 

2011年、第三期開講。
2011年_第三期1〜2年コースで得た知見を基に、4人の講師から住宅の特定の部分等について演習問題を提示し、それをまとめる3年生コース「課題」を新設しました。

 

これまでに掲げられたテーマは、「温熱環境(断熱設計)」・「工法(社会へ提案する新しい建築の作り方)」・「茶室」・「納まり(開口部の設計)」・「屋根」・「自然(自然エネルギーの利用)」・「リノベーション」・「形態」。
ひとつだけ例を挙げれば、「茶室」の講義では、実際の茶室にて本物の茶事を体験したり材木屋で銘木を見学した後、課題として小さな茶室を設計しました。
3年生コースでは、受講生に対して建築を構成する特定の部分の設計手法や形態的美学の鍛錬を期待しています。
課題提出時には講評会を行い、講師のみならず受講生も交えた活発な議論を行っています。
どの受講生も1~2年コースを経てきているので、下級学年時と比べて議論もより深く密度の高いものになっていると感じます。

 

 

2012年、第四期開講。
2012年_第四期1~3年生コースで学んだ事を、あらためて受講生自身の中で統合してもらうべく、リアルな課題に対して一軒の住宅設計をまとめつつ、建築家の設計術を習得する4年生コース「スタジオ」を新設しました。

 

3~4人の講師が自身の設計事務所を使ってスタジオ形式の指導を行います。
下級学年に比べてずっと講師との距離が近付く訳で、他の教育機関ではなかなか得られない貴重な機会です。
教える側も自分の設計手法を盗まれる事を厭わぬ覚悟が必要であり、講師と受講生との真剣勝負とも言えましょう。
これまで半田雅俊・川口通正・諸角敬・本間至・川崎君子・松原正明の各建築家がスタジオを担当しました。
課題をまとめた後、最終発表会と称し全スタジオの受講生が集まり各々が自分の作品をプレゼンテーションします。
彰国社「家づくり学校」その様子は下級生も聴講出来るようにしており、また優れた作品には優秀賞を贈り表彰しています。

 

2012年冬、これまでの講義内容をまとめた書籍「実践的家づくり学校 自分だけの武器をもて」(彰国社)を出版し、本書を次年度から1年生コースのテキストとして用い始めました。
学校の講師陣が約1年の時間をかけて、これまでの講義内容をより深く詳細に執筆しています。
その他、2年生コースでの見学記や、家づくりの会設計会員を対象としたアンケート、さらに第一期受講生のうち数名に集まってもらい座談会を催し、その様子も掲載されています。

 

 

2013年、第五期開講。
2013年_第五期前年度で4学年制の学校形式が完成し、今後それらを如何にブラッシュアップしていくかが、我々運営側の課題となりました。
運営サイドとしても毎年同じ事を繰り返していては自分達が面白くありません。そこで我ながら手間がかかるので止せばいいのにと思うのですが、学校のプログラムを可能な限り毎年刷新すべく配慮しています。
例えば1年生コースの講師に、当会所属建築家のみならず、外部からも若い世代に人気のある建築家・メディア関係者・第一線で活躍中の構造設計者等のゲストを招き、講義を御願いするようにしたり、自分の担当講義についてもその内容を毎年少しずつ異なるものにしたり、と工夫を凝らしています。

 

 

懇親会風景講義や見学後には必ず懇親会を行っています。
授業の日以外にも、納涼会と称した新入生歓迎会や全講義終了後の全学年合同修了式等のイベントがあります(修了式では学年ごとに修了証書が授与されます)。
講義時間内に出来なかった質疑応答や、講師と受講生の、受講生同士の交流の場として、設定したものです。
特にまだ修行中の若い設計者は、仕事を覚えそれをこなしていく事に日々忙殺され、自分が勤める会社以外の同世代の設計者仲間と交流する機会になかなか恵まれません。
そんな中、家づくり学校で同じ志を持つ仲間との知遇を得る事は、他に代え難いものだと感じています。
事実、受講生からは「横のつながりができて有益だった」と大変好評のようです。
この学校で知り合った受講生同士が集まってセミナーや見学会に参加する等、自主的な活動も行われているようです。

 

 

第三期の終了後から毎春、受講生ならびに講師の有志で、「修学旅行」と称し1泊2日の建築見学ツアーを行っています。一人で見ている時にはウッカリ見過ごしてしまいがちですが、仲間と議論しながら見学すると必ず新たな発見があります。また、たった2日間であっても寝食を共にする事で、お互いの付き合いがより深くなるものです。
2012年は三重県伊勢方面へ、2013年は秋田・青森など東北地方へ、今春は能登・金沢へ旅しました。旅行の企画運営は受講生や卒業生がとりまとめ、毎回30人前後が参加しています。
修学旅行_01修学旅行_02

 

———————————————————————————————————————————————————-

 

こうした私達の活動が日本建築学会という権威ある団体から認めていただけたのは、実に嬉しく名誉な事です。
しかし、ここで安堵し慢心する事無く、今後も住宅設計を目指す市井の人達に役立つ教育活動を、決してマンネリ化に陥らぬよう継続していきたいと思います。

 

家づくり学校副校長 山本 成一郎

 

[家づくりニュース2014年5月号掲載]

5月24日│「溝の口の家」完成見学会のご案内

「溝の口の家」室内01_安井

 

神奈川県川崎市にて歩んできました「古いものを活かした家づくり」がこのたび竣工を迎えます。
お施主様のご厚意によりオープンハウスを行うこととなりましたのでご案内申し上げます。

 

古材や古建具やビンテージ照明などを探し歩き、
個々ばらばらに存在していた「古いもの」たちが
一人の建主の目と身体感覚によって集結する。
そのプロセスをともに歩みながら建築家は一体何をしてきたのか?

 

新築住宅でありながら、古いものを随所に織り込んだ真壁造の木の空間は
私たち日本人のルーツへの訴求力を刺激してくれることでしょう。

 

実際に脚を運んでいただき、ご覧になっていただけたら幸いです。

 

「溝の口の家」階段_安井 「溝の口の家」2階廊下_安井

■ 開 催 日 : 2014年5月24日(土)  11:00 ~ 18:00
■ 場   所 : 神奈川県川崎市
■ 交   通 : 東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅より徒歩10分
         JR南武線「武蔵溝ノ口」駅より徒歩10分
■ 設計・監理 : 安井 正/クラフトサイエンス
■ 施   工 : (株)滝新

5月24-25日│「西品川の家」完成見学会のご案内

「西品川の家」模型_吉原

都心に建つ、家族7人のための2世帯住宅 + ギャラリーです。

 

親世帯、子世帯に程よい距離感を保たせたロ型のプラン。
プライベートな中庭、後庭、路地、ロフトからの眺め。
光と風が心地よく感じられる居場所としています。
住宅密集地においても日々の暮らし、自然が楽しめる設計としました。

 

工事の経過については、「進行中プロジェクト」に掲載しています。
こちらも併せてご覧下さい。

 

■ 開 催 日 : 2014年5月24日(土)・25日(日)  11:00 ~ 16:00
■ 場   所 : 東京都品川区西品川
■ 交   通 : JR山手線、埼京線/東京臨海高速鉄道「大崎駅」(西口)より徒歩7分
■ 設計・監理 : 吉原 健一/光風舎一級建築士事務所
■ 構造設計  : 本岡構造設計事務所
■ 施   工 : 江中建設

5月18日│「makinoki_House」完成見学会

 

文京区の千石に20.75坪のかわいい木の家が1,400万円代で実現しました。

 

インドの小物のショップを開店したいという奥様のために
ショップスペースの土間を設けています。

 

室内の壁と天井は構造用合板。
出来るだけ石膏ボードを使わない設計を試みました。

 

先日完成した鎌倉の「Root_House」に続き
20坪のみんなの木の家のためのプロトタイプになっています。

 

この機会に大勢の方のご高覧に預かれれば幸いです。

 

■ 開 催 日 : 2014年5月18日(日) 10:00~17:00
■ 場   所 : 東京都文京区千石
■ 設計・監理 : 古川 泰司/アトリエフルカワ一級建築士事務所
■ 施   工 : 山洋工業株式会社
■ 当日連絡先 : 当日のご連絡はこちらへ
■ 申し込み先 : 見学ご希望の方は下記「イベント申し込みフォーム」からお申込みください。
         折り返し詳しい案内図をお送りいたします。
        ※ 氏名・連絡先(住所・電話番号)・参加人数 を添えてください。

5月17日│「miki_no_kinoie 向原モデルハウス」グランドオープン

 

こだわりの木の家をリーズナブルな価格で提供する
「みんなの木の家」のモデルハウスが完成します。

 

そのグランドオープンを行いますので、皆様のおいでをお待ちしております。

 

グランドオープンでは、様々な企画を計画中ですのでお楽しみにお出掛けください。

 

■ 開 催 日 : 2014年5月17日(土) 10:00~17:00
■ 場   所 : 東京都東大和市向原1-4-1 向原保育園となり
■ 交   通 : 西武拝島線「東大和市」駅から徒歩17分
■ 設計・監理 : 古川 泰司/アトリエフルカワ一級建築士事務所
■ 施   工 : 有限会社住まいの三貴
■ 当日連絡先 : 当日のご連絡はこちらへ


見学ご希望の方は下記「イベント申し込みフォーム」からお申込みください。
折り返し詳しい案内図をお送りいたします。
※ 氏名・連絡先(住所・電話番号)・参加人数 を添えてください。

 

 

5月17日|家づくりカフェ @ さいたま

家づくりカフェ @ さいたま_0517

思いもよらなかった『いい家(うち)』第5段

欲しい家はどんな家? 快適な広がり

1月から始めたKINOIE SEVEN家づくりカフェ@さいたまも今回で5回目です。
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04.27 第4日曜15時〜  山へ行って、伐採を見て / 県産材・地元の木で家をつくる
05.17 第3土曜15時〜  欲しい家はどんな家? 快適な広がり
06.22 第4日曜15時〜  コストと性能、安全な自然素材
07.26 第4土曜15時〜  2世帯住宅を考える建物の強度と耐久性
08.24 第4日曜15時〜  本当のバリアフリーって? 家族のつながり
09.20 第3土曜15時〜  キッチン・収納の工夫、家を楽しむ・・・子育てから老後まで
10.19 第3日曜15時〜  家に求めるもの・求められるもの / ソーラー蓄熱換気システム
11.16 第3日曜15時〜  マツザワ設計の取組から・マツザワ設計仕様 / マツザワ設計のQ&A
12.14 第2日曜15時〜  家づくりいろいろ・総まとめ

※セミナー内容は上記のように予定していますが、参加者の質問により変わって行く事もあります。
 聞きたい内容を当日もしくは事前にお知らせ頂ければテーマに加える事も可能です。

 

■店 主 : 松澤 静男/マツザワ設計
■日 時 : 5月17日(土) 15:00~17:00(14:30〜資料閲覧可能です。)
■会 場 : マツザワ設計
      さいたま市浦和区元町2-38-2 パークプラザ元町204号室
      >>アクセスマップ   
■参加費 : 500円/お一人様(初めての方には教科書を差し上げます。)
■定 員 : 6名様(要予約・先着順)

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ゆる〜く楽しい茶飲み話のなかで、建築家との家づくりの実際や、
木の家の魅力を感じていただく、そんなイメージの気軽なイベントです。
毎月第3日曜日は、KINOIE SEVEN(キノイエセブン)の建築家に逢いに行きませんか?