家づくりの会 Information

階段、その魅力

階段、その魅力_野口

屋上ルーフデッキ前の階段ホールから居間・食堂を見下ろす。
左側、壁を少しへこませて作った吹抜けの下は玄関ホール。
冬期高度を落とした太陽光が右側ルーフデッキからその玄関ホールに届く。

階段、その魅力_野口

1階家族ライブラリーから階段を見上げる。2層重なる階段の段裏、さらに上部の居間・食堂にまで続く小屋組みが見通されて一寸壮観です!

重なり水平に広がる居住空間に対して、それを突き抜けるように垂直に立上る階段は、おのずと視界の変化や転換を生じさせ、ちょっと工夫を加えると、とても魅力的で楽しいシーンを誕生させることができます。
住宅内の温熱環境のコントロールが可能になってきたこともあり、階段4周の壁を閉じたり開いたりすることが容易になり、そうした魅力を更に増幅させることも可能です。
写真(1枚目)は傾斜地に建つ住宅の、パノラマ的展望を持つルーフバルコニーに続く階段ホールから2階の居間・食堂を見下ろしたものです。
居間・食堂の光景を階段左右の壁が作り出すフレームがスリット状に切り取り、左右の隠された部分への想像を掻き立てています。
逆に、ルーフバルコニーに続く光に満ちた階段ホールが居間・食堂からの視界に入ることによって二つの空間は心理的にぐっと接近しました。
左側の、壁を少しへこませて作った吹き抜けの下は玄関ホールです。左手から足を踏み入れた来客はこの小さな吹き抜けを通して階段上部の光景を捉え、待ち受けるこの住宅の様々な空間に思いを馳せることになります。
冬期、この吹き抜けを通して高度を落とした太陽光が、右側ルーフバルコニーから玄関ホールに届きます。

11/17・18・23|日野の家

         「日野の家」 内覧会のお知らせ
郊外の住宅地。
丘の中腹に建つシンプルな外観と力強い内部空間を合わせ持つ、大人三人のための二世帯住宅です。
南側には庭の李(すもも)の木や隣地の樹木が茂っています。
内部は、上梁が勾配を変えながら柱・梁「現し」の簡潔な構造体として大きな空間を形作っており、シンプルな濃いグレーの外皮が居住空間を包むように覆っています。
沢山の本を収納するために作られた、壁埋込みの木製の棚板が吹抜けと相まって、この家の素っ気なくも暖かみのある空間に表情をつけています。
週末と祝日に内覧会をさせて頂きます。

お散歩がてらにでもお出かけ下さい。

荒木 毅_日野の家①北西から撮影する「日野の家」木組模型。日照をイメージする。

荒木 毅_日野の家②北から撮影する「日野の家」木組模型。日照をイメージする。

荒木 毅_日野の家③上部の小窓から光が降りそそぐ室内。小窓の下は大容量の本棚。

■日  時:11月17日(土曜日)/11月18日(日曜日)/11月23日(金曜日)
       各日とも11:00〜 16:00
■場  所:東京都日野市
■設計監理:荒木 毅/荒木毅建築事務所(杉並区)
      ※お申込みいただいた方には、後日詳細案内図をお送り致します。

私の2012の眼

 今年の8月、上野の国立博物館で「青山杉雨(さんう)の眼と書」 展が行われていたので久々に見に行ってきました。現代美術や絵には日ごろより興味を持っているのですが書は大学以来です。理由は私が高校生のとき、某有名書家から熱烈なるラブコールをもらい、迷いに迷い大学の4年のとききっぱりと書の世界から手を引きました所以がありますが、某有名書家が亡くなり、久しくなったので他の書家を見て見ようという気になりました。そこでしばらく書を真剣に見たことがありませんでしたので、展覧会の印象を書いてみたいと思います。
 彼が漢字のルーツである中国にその素材を求めたのは正しい選択であると思います。中国の長い書家の歴史から臨書を通して中国の書家の美意識を探ることはすばらしいことで、日本の書の発展には欠かすことができない偉大な貢献と考えますが、あえて辛口の批評をさせていただくと、どれもきれいにまとめようとする意識が勝ちすぎているということです。中国の書家たとえば傅山と比較するとこのことが一目瞭然で、美しくなくてはならないというよこしまな考えが邪魔をしていると考えます。私がまた見る機会があったらまた印象が変わるであろうと思いながら博物館を後にしました。

青山杉雨の書        青山杉雨の書。
        面白い形ですが、私にはまとまりすぎていると感じてしまう。
        空間に対して、字が謀反を犯していない。

傅山の書傅山の書。
自由奔放そのままのものであり、実に面白いと考えます。美しいというカテゴリーには入りません。住宅の設計もこのように無碍の大道の境地にありたいと考えます。
出典URL http://www11.tok2.com/home/awa/shorekisi/23/minn2.htm

地域で「そなえる」

「避難地形時間地図」(通称:逃げ地図)
                        http://www.nigechizuproject.com「避難地形時間地図」(通称:逃げ地図)講師のレクチャー中、住民達は眠そうにしていたのに、ワークショップで「逃げ地図」を作り始めるとワイワイガヤガヤ、「その道は繋がっていないから駄目!」と長老達が大活躍。

2011年3月11日の鎌倉は、電気が消えて信号も止まり、バイクで駅まで様子を見に行くと、まだ警察官の誘導もなく地元の商店主たちが交通整理を始めたところ。電車は止まり多くの観光客が取り残され、そのうち海岸の海面がどんどん引いて大きく砂浜が現れ、津波は海沿いの国道134号線のすぐ下まで押し寄せて来ました。
夕方になるといくつかのお寺では山門を閉めたそうで、観光客は鎌倉の街を彷徨うことになりました。その後、鎌倉市の職員が観光地を巡って避難所に誘導、電車が動くまで非難させたと聞きました。

僕が住む材木座地域は低いところで海抜2mほど、それに対して想定の津波は15m。
鎌倉は海と山に囲まれ、地域で海抜も違います。観光客も海水浴からハイキングまでさまざま場所で地震に遭遇することになり、避難しなくてはなりません。

8月から地元の設計仲間たちと連続シンポジウムを開いています。
地域の避難、まちの再興のための準備、市民と観光客を安全に誘導する都市計画の3つを柱に、各専門家のレクチャーと市民参加のワークショップを開いていきます。
結論ありきのシンポジウムではなく、市民が考えた意見と成果を「市民シンポジウム」で発表するもの。
名付けて「そなえる鎌倉」。

イーハトーブの夏

イーハトーブの夏敷地の北を臨む写真です。緑と青が広がります。
お風呂やリビング、書斎、階段から、いつもこの風景が見られるように窓を開けました。

うちの姫様は小田和正と宮沢賢治が大好き。
そんなわけで、先日「グスコーブドリの伝記」という映画を一緒に見てきました。
宮沢賢治が作ったお話です。
彼の妹への思いや、農業・農民への思い、東北という地域への思い、自己犠牲や生と死、いろいろ考えさせられるお話です。
先の0311、その後の福島原発事故への思いも込めて作られた映画です。
一番最後に、小田和正がオフコース時代に歌った「生まれくる子供達のために」という歌が流れます。涙が出ます。
重いテーマですが、ますむらひろしの擬人化されたネコと美しい風景が、気持ちを優しくしてくれます。

今、遠野で、住宅を設計させていただいています。
水沢江刺から遠野へ車で走る風景は、まさに映画に出てくる風景そのものです。
敷地は、遠野の綺麗な水と広がる田園、青と緑しかない中にあります。
遠くのあぜ道を、カッパと宮沢賢治が歩いているのが、見えるかもしれません。

10/14|講座『世界に一つの家づくりを目指して』

世界に一つの家づくりを目指して                               (↑コレハ必見!)

          世界に一つの家づくりを目指して
 ―「要望の伝え方」から「コストと空間との関係性」まで―

建築家との家づくりの第一歩は「要望を伝える」ことから始まります。
建築家との家づくりには、ハウスメーカーの家づくりようにカタログやモデルルームはありません。
だからこそオリジナルの暮らしを作れるのですが、そこが分かり辛い。
よく「どう要望すれば、あんな家ができあがるの?」と聞かれます。
建主さんと建築家とが共に創り上げるのですから、「要望の伝え方」はとても大切です。
どんな思考をもって、意思疎通を図れば良いのでしょう?
実際に建主さんが作ったスクラップブックなんかも見せちゃいます。

さて、その要望は実現可能な要望ですか?
希望の予算で『夢が詰まった家』を建てるには、建築費の実態を把握しなければなりません。
果たして雑誌やチラシに掲載されている値段で本当に建つのでしょうか?
そんな内実と、1000万円台、3000万円台、5000万円台の家づくりの実例を紹介。
家づくりのコストと空間との関係性について、予算別の実例を通して具体的に説明します。

今回のセミナーを通して、自分達らしい暮しって何だろう?
そんなことを語り合いながら、新たな価値観を見つけ出してもらえれば幸いです。
世界に一つの家づくりを目指して。

日時 :10月14日(日曜日)14時〜16時
会場 :家づくりの会ギャラリー(JR千駄ケ谷駅徒歩7分)
       東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション130号
講師 :根來宏典/根來宏典建築研究所    
参加費:¥500円/1人(当日会場にて受付)
定員 :15名様(要予約・先着順)
申込先:NPO家づくりの会事務局
TEL :03-5360-8061
mail :info@npo-iezukurinokai.jp

10/13|家づくりカフェ:家づくり事始め—設計者と家をつくる

次のオープン日は2012年10月13日(土)です。

月1回土曜日の午後のひととき美味しいスウィーツでお茶をしながら、建築家と家づくりについて深く楽しく学んでみませんか?
いざ家を建てようと思い立っても、巷にはいろんな情報が溢れ何が良いのか迷ってしまいませんか。カフェでは、建築家やすでに家を建てた住まい手が、毎月テーマを設け、家づくりについて雑談形式で考えていきます。建築家と気軽に話せる場であり、おなじ目的を持った建て主さんどうしの情報交換の場でもあります。
“家づくりカフェ”はこれから家を建てようとする人のための少人数制連続プログラムです。
1回だけでも、どの月からでも参加OKです。是非ご参加ください。

10月家づくりカフェ

10月の「家づくりカフェ」は、

《家づくり事始めー設計者と家をつくる》

「家をつくりたい」と考えるとき、何から始めたらよいでしょう。
今月のカフェでは、「家づくり事始めー設計者と家をつくる」と題して、
予算の考え方、スケジュール、要望の伝え方、工事の流れ、さらに計画時から考えておきたい
将来のリフォームとメンテナンス計画などについて、お話します。
個々のご事情にあわせて「あなたがどんな家をつくりたいのか」を一緒に考えてみましょう。

土曜の午後の時間。
家づくりカフェにて、お気軽におつき合い下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。

■店 主:坂東順子/J環境計画
■日 時:2012年9月8日(土)14:00~16:00
■会 場:家づくりの会ギャラリー
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション1階130号室
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■参加費:500円/お一人様(お茶とお菓子)
■定 員:10名様(要予約・先着順)
■申込先:NPO法人家づくりの会

10/6・14|S邸・都市型住宅 内覧会のお知らせ

S邸・都市型住宅
   【S邸・都市型住宅 内覧会のお知らせ】
20坪の角地に建つ、木造三階建ての五人家族のための都市型住宅です。
家族が楽しくゆったりと暮らすための要素を重視し、
コンパクトな中にものびやかな空間となるよう工夫しました。

お時間がございましたらお出で下さい。

・と き    2012年10月 6日(土) 10:30 より 15:00
             10月13日(土) 10:30 より 15:00

・ところ    世田谷区

・お申し込み  お名前・ご連絡先をお書きの上、
        荒木毅建築事務所/荒木までお申し込み下さい。
        案内図をお送りします。

新刊のご案内〜「世界で一番くわしい木材 15」


世界で一番くわしい木材 15


増補改訂カラー版
「世界で一番くわしい木材 15」
ー完全版「木材」入門ー

木の研究会(著)/エクスナレッジムック(2012/06)
価格:3,360円

 

2010年12月に出版された「世界で一番やさしい木材」の内容に、新しい樹種の解説や木材を使用した施工例を加え、A4サイズ/2色版から、B4サイズ/カラー版に改訂、さらに木のカラー写真を豊富に使用し、分かり易く編集し直した木の解説書・入門書です。
本当によい木の家とはどういうものかを共通課題に取り組む、木の家に関する勉強会「木の研究会」メンバーは、林業・製材業・工務店・設計事務所などさまざまな分野のプロフェッショナル集団。その活動を通して見聞き・検証した成果を、基礎知識から適材適所の使い方まで豊富な実例とともに紹介しています。
構造材・造作材について木の基本的な知識を得たい方や、木の勉強をしたい方には最適な一冊です。


その他の発行書籍は
»【出版】書籍案内
をご覧ください。

9/8|家づくりカフェ:心地いい家をつくる14のヒント

次のオープン日は2012年9月8日(土)です。

月1回土曜日の午後のひととき美味しいスウィーツでお茶をしながら、建築家と家づくりについて深く楽しく学んでみませんか?
いざ家を建てようと思い立っても、巷にはいろんな情報が溢れ何が良いのか迷ってしまいませんか。カフェでは、建築家やすでに家を建てた住まい手が、毎月テーマを設け、家づくりについて雑談形式で考えていきます。建築家と気軽に話せる場であり、おなじ目的を持った建て主さんどうしの情報交換の場でもあります。
“家づくりカフェ”はこれから家を建てようとする人のための少人数制連続プログラムです。
1回だけでも、どの月からでも参加OKです。是非ご参加ください。

9月の「家づくりカフェ」は、

《心地いい家をつくる14のヒント》

清々しい空気を求めてどこかに出かけるのもいいけど、
そんな気にもならないくらい住まいで過ごす事が快適であったら、
どんなに素敵な事でしょう。自然を身近に感じられるテラス、
トップライトから心地よい陽射しがさんさんと注ぐリビング。
家族の団らんを優しく包み込んでくれるダイニングなど・・・。
心地よい家作りを14のヒントを通じてお話しいたします。

土曜の午後の時間。
家づくりカフェにて、お気軽におつき合い下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。

■店 主:田代 敦久/田代計画設計工房
■日 時:2012年9月8日(土)14:00~16:00
■会 場:家づくりの会ギャラリー
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション1階130号室
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■参加費:500円/お一人様(お茶とお菓子)
■定 員:10名様(要予約・先着順)
■申込先:NPO法人家づくりの会

8/11|家づくりカフェ:マンションリフォームのススメ

次のオープン日は2012年8月11日(土)です。

月1回土曜日の午後のひととき美味しいスウィーツでお茶をしながら、建築家と家づくりについて深く楽しく学んでみませんか?
いざ家を建てようと思い立っても、巷にはいろんな情報が溢れ何が良いのか迷ってしまいませんか。カフェでは、建築家やすでに家を建てた住まい手が、毎月テーマを設け、家づくりについて雑談形式で考えていきます。建築家と気軽に話せる場であり、おなじ目的を持った建て主さんどうしの情報交換の場でもあります。
“家づくりカフェ”はこれから家を建てようとする人のための少人数制連続プログラムです。
1回だけでも、どの月からでも参加OKです。是非ご参加ください。

マンションリフォームのススメ

8月の「家づくりカフェ」は、
《マンションリフォームのススメ》

建築家との家づくりは戸建てに限ったことではありません。
中古のマンションを購入して快適な自分らしい住居を作ることも選択肢のひとつではないでしょうか。
特に土地代の高い都心では、戸建て住宅よりもハードルは少々低く、周辺環境や街を選べば逆に豊かな生活が手に入りそうです。
今月の家づくりカフェでは、マンションリフォームにテーマを絞って、実例からお話したいと思います。
限られたスペースをどのように変更するのか、また間取りを生かして素材を変えることで雰囲気がどう違うのか、、、、。
戸建ては難しいけど、マンションリフォームで可能性を考えたい、、、、という方は、是非お気軽にご参加ください。
私自身も中古マンションをリフォームして住んでいます。
また、最近、事務所もリフォームしました。失敗経験も含めてご紹介します。

土曜の午後の時間。家づくりカフェにて、お気軽におつき合い下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。

■店 主:石黒 隆康/BUILTLOGIC
■日 時:2012年8月11日(土)15:00~16:30
■会 場:家づくりの会ギャラリー
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション1階130号室
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■参加費:500円/お一人様(お茶とお菓子)
■定 員:10名様(要予約・先着順)
■申込先:NPO法人家づくりの会

建て主と受賞した緑の景観賞

私ごとで大変恐縮ですが、この度、長野県軽井沢町主催の「軽井沢緑の景観賞」最優秀賞を建て主と一緒に受賞しました。
そもそもこの賞に応募をしようという話があったのは、昨年の春に建て主夫人から電話があったことがはじまりです。
夫人の僕への言葉は「受賞して川口さんの名誉になるならば、応募しませんか。」というものでした。なんと優しく、設計者に対する心暖まる言葉なのだろうかと、その時僕は思いました。

この工事をしてくれた工務店、そして多くの職人の方々、うちのスタッフの根岸君(2012年独立)。僕は脳裡にこの住宅に携わった多くの人々のことを思い起こしました。
そして、僕は夫人に「入賞したら名誉になることは確かですが、この家づくりに参加してくれたみんなに喜んでもらえるように応募しましょう。」と伝えました。
その電話を切って、間もなく軽井沢の佐藤さん(工務店社長)に電話しました。佐藤さんはその場で「そうですか、それはとても良いですね。」と嬉しそうに答えてくれました。
今にして思えばこの時、まだ誰もがこの最高の賞を受賞するなど夢物語と思っていました。
そう言えば、僕はとても大事なことを言い忘れていました。
この住宅の名前は「木竃(もくそう)」といいます。建て主の名字である炭竃(すみかま)という文字と木の塊りである建築にちなんで建て主夫妻が名付けたものです。
そして、今年の春、見事にこの住宅は受賞してしまいました。
みんなのたゆまぬ努力と協力のたまものです。

緑の景観賞_南側からの外観南側からの外観です。屋根は雨をよく切るために、2m5cmと深く出しています。テラスからはレタス畑と遠くの山並みが見えます。季節と天候によって刻々と変化する風景はとてもよいものです。
手前の自然も大木を除いて、全て建築後のものです。 (撮影:炭竃夫妻)

緑の景観賞_北側からの外観北側からの外観ですが、まわりの自然は大木を除き全て下草に至るまで建て主夫妻が時間を掛けた手づくりです。建築前の春にとても大きな台風があり、敷地の針葉樹はほとんどがなぎ倒されました。今にして思えば人命と建て物の安全上幸運なことでした。その後、広葉樹林にゆっくりと切り替えています。そして、この住宅は別荘ではありません。終の棲家です。 (撮影:炭竃夫妻)

緑の景観賞_室内 高さ4m35cmを頂点として屋根をつくり、そのまま骨組みを現して内部の空間にしています。
 外部に面する開口部には全て障子がはまっています。全て窓の外は自然の緑です。

緑の景観賞_上棟式集合写真       上棟式の日にみんなで屋根の上で撮影した写真。