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2月2日│「向台町の家」 OPEN HOUSE


このたび建主様のご厚意により、オープンハウスを開かせていただくことになりました。

木造2階建て、延床面積30坪。
リビングの吹き抜けを家の中心に配置して、空気集熱式ソーラーシステム「そよ風」と
ペレットストーブによって、夏涼しく冬暖かい安定した屋内環境を実現しています。
若いご家族の思いがいっぱいにつまった住宅です。

皆様のご参加をお待ちしております。

■ 開 催 日 : 2014年2月2日(日) 11:00~16:00
■ 場   所 : 東京都西東京市
■ 交   通 : 西武新宿線「田無駅」より徒歩15分(田無駅及び武蔵境駅よりバス有)
■ 設計・監理 : 長浜 信幸/長浜信幸建築設計事務所
■ 施   工 : キューブワンハウジング
■ 当日連絡先 : 当日のご連絡はこちらへ

※ 見学ご希望の方は下記お申込みフォームからお申込み下さい。
  折り返し詳しい案内図をお送りいたします。

緑陰とピアノの家

撮影:黒住 直臣

緑陰とピアノの家_室内

ピアノ室とダイニングはひと繋がりのゆったりとした空間となる


緑陰とピアノの家_外観

コンパクトな外観の中に様々な空間が内包されている

文学研究者のご主人とピアニストの奥様、ご夫婦のための住まいです。

敷地は小高い丘の上に切り開かれた分譲地の1区画ですが、敷地の奥には丘の下からも見えるほどの大きな樹が数本茂っています。
これらの樹木を借景として日常の生活に取り込む事で、自然に囲まれた別荘で暮らしているかのような穏やかな住空間を作りたいと考えました。

緑陰とピアノの家_書斎

ピアノ室階下の地下室のような雰囲気を持つ書斎

ピアノを置く部屋には音響上の理由から高い天井高が必要とされましたが、家全体のバランスに考慮して屋根を高くするのではなく、スキップフロアのように床を下げる事で空間を確保しました。
ダイニングとの間は3連の引き戸で仕切る事が出来ますが、普段は開け放して空間のつながりと視線の抜けを感じられる、ゆったりとした伸びやかな空間を作り出しています。

ピアノ室の階下はご主人の書斎となっています。
ピアノ室の床が下がってきている分、床と天井を作らない事で書斎の天井高さを確保しています。
床は基礎の底盤を直接モルタルで仕上げた土間とし、天井も構造を表しにした結果、地下室のような独特の雰囲気を持った部屋となりました。
蓄熱暖房機のおかげで冬にも冷え込む事がなく夏も涼しい快適な書斎です。

建築DATA

1階床面積 : 18坪           〈家族構成〉
2階床面積 : 18坪            夫婦
延べ床面積 : 36坪     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年12月号掲載]

二子玉川の家

多摩川を臨む、眺めの良い家
 多摩川の河川敷に面した住宅です。必要な床面積を確保するためと、恵まれた景観を活かすために3 階建てとしています。
 堤防の高さは2階の床よりも高く、上からの視線に対してプライバシーを守る必要がありました。そこで2階には寝室を配し、各部屋毎の小窓でプライバシーのコントロールを容易にしています。一方3階は高めのフェンスで囲われたテラスを緩衝帯とすることで、リビングダイニングと浴室を開放感あふれる空間とすることが出来ました。テラスからは遠く対岸まで見渡せる広々とした景観が広がります。
 1階は将来のカフェスペースとして計画されていて、現在は子供達が工作や遊びに自由に使えるオープンスペースとなっています。
 風致地区の規制や高さ制限などが厳しく難しい敷地でしたが、敷地環境を全て使い尽くそうという建て主の情熱と、ユニークな提案も前向きに受け止めてくれる柔軟さ、そして建てるプロセスを楽しみたいという大らかな気持ちに支えられてこの住宅は完成しました。建て主はこの土地を見つけるのに5 年の歳月をかけたそうです。その思いに少しは応えることが出来たのではないかと思っています。

二子玉川の家_01河川敷を見渡す3 階にリビングダイニングを配し、開放的なテラスへと開いています。

二子玉川の家_02限られた面積の中、広がりを高さと開放感に求めたリビングです。

1 階 : 16.40 坪      〈家族構成〉
2 階 : 16.40 坪       大人 2人
3 階 : 12.00 坪       子供 3人
延べ : 44.80 坪

大磯の家

 駅からの急な坂道を15分ほど歩いて、ほぼ登り切った所にこの家はあります。敷地からは眼下に相模湾が広がり、天気の良い日には遠く大島や伊豆半島まで眺められます。周囲には木々が茂り、まるで別荘地のようです。この恵まれた景観をどう空間に生かすかが、設計の大事なテーマとなりました。
 海に向かって大きな窓を開ければ景色はよく見えますが、それがそのまま屋内環境の快適さに結びつくとは限りません。ここではあえて窓の大きさに限って、絵画の額のように景色を切り取って見せる事にしました。そしてそれぞれの窓から、生活の様々な場面でそれぞれの景色が得られるように、家の中のどこからでも海への眺望や周囲の緑が目に入るように計画しています。
 建物の形は、敷地の形になじませながら海とアプローチの坂道の正対させるために、四角形の一辺をつまんで引っ張ったような、野球のホームベースのような平面になっています。鈍角の角の所は屋内に吹き抜けになっていて、斜めの壁が小さな空間を生み出しています。屋内の壁は珪藻土の左官仕上げです。窓から差し込む海辺の強い光は時間と共にうつろい、壁に反射して拡散し、柔らかく室内を満たします。
 敷地も家も広くはありませんが、外部との関係を注意深く作ることで、広がりのある豊かな空間となっています。

大磯の家
リビングの窓は障子も全て引き込む事ができます。

大磯の家
2階ホール。正面は寝室。どの場所からも周囲の緑や海の眺めが楽しめます。