赤沼修設計事務所

赤沼 修

akanuma
  • 住宅の設計で大切にしていること

    敷地の特徴と自然の恵みを生かし、住む人の想いを手掛かりに、
    細部にまで気を配りながら様々な可能性を探ります。
    住み手、設計者、作り手の顔がわかる、信頼しあえる家づくりを大切にしています。

  • 設計料について

    総工事費の11~13%

  • 設計を引き受ける条件

    私の設計を良いなと感じていただける方。

  • 設計歴

    事務所を開設して22年になりました。
    個人住宅の新築やリノベーションを中心に、パッシブソーラーから庭造り、
    家具、薪ストーブ、表札など様々な暮らしのしつらえを提案します。

  • 生年月日・出身地

    1959年9月19日 東京都生まれ

  • 性格・趣味

    短時間集中タイプでオンオフの切り替えを大切にしています。
    街歩き、愛犬、バイク、雑木の剪定、仕事の後はよく泳ぎに行きます。

     


    赤沼修設計事務所

建築事例


akanuma-01

親世帯と子世帯、白樫のある街並みとが程よく繋がる、樫の木を望む二世帯住宅

建て主は高齢のご両親と共働きの娘さん夫婦、近くには独立された息子さんが居ます。
日々の居心地はもちろんのこと、世代で住み繋げていけることや、小さなお店もできる予備配管など、定年後の暮らし方から将来の介護も見据えて話し合いを重ねました。
敷地を見てまず目を引いたのは西隣地に根をはる白樫(区保存樹)の大木です。
娘さんが子供の頃から見慣れていたその大木を囲むように枕木の庭に玄関ポーチを設けて親世帯と子世帯、白樫のある街並みとが程よい距離を保ち、白樫を室内や半屋外の様々な場所や高さから望めるようにしました。
1階の親世帯には、玄関を兼ねた薪ストーブのある通り土間と板塀で囲まれ水盤のある落ち着いた坪庭を、2階の子世帯には6帖程のウッドテラスをしつらえ半屋外の暮らしを楽しみます。
玄関や水廻り基本設備は全て分離し必要な時には内部扉を使い気軽に行き来します。
竣工後、水盤の庭には息子さんが始めたメダカ鉢のビオトープが育ち、定年を迎えたご主人の薪ストーブ焚きも手際よく、夫人のストーブ料理をご馳走になりました。最近では黒猫も加わり日々ご家族らしい住まいに彩られています。

■ 作品名 :大岡山の家
■ 構造  :木造2階建て
■ 床面積 :144.13㎡(43.6坪)
■ 家族構成:両親+夫婦+息子さん時々泊り


akanuma-02

静かで緑豊かな敷地の特徴を活かした、四季の変化を楽しむ家

谷沿いの商店街通りから坂道を少し上がりさらに未舗装の私道を数十メートル入った一番奥に2メートル接道し更地になった計画地がありました。
入口が東南の角にあたり、三方は住宅やマンション、南は1.8m程の擁壁の上に児童公園、その西隣に小さな神社があり屋根が見えます、坂道と擁壁のせいか少し囲われた雰囲気はありましたが、視界は児童公園にある木々を越して道路向こう先の大きな欅まで抜け、緑が多く静かでゆったりとした印象を受けました。
30代の若いご夫婦は計画地近所のマンションに住み共働きです、保育園に通う3歳の息子さんと2人目の子供も考慮中(現在は次男も授かり4人家族)、将来ご両親と同居する可能性もあります。ご要望や予算などの具体的なお話を盛り込みながら、静かで緑豊かな敷地の特徴を活かして四季の変化を楽しめる家を提案しました。
竣工近くの5月、窓を開け放った現場で「これからの連休は家で過ごしたい」と言われたご主人の言葉に少し肩の荷が下りた思いがしました。

■ 作品名 :西馬込の家
■ 構造  :木造2階建て
■ 床面積 :111.07㎡(33.6坪)
■ 家族構成:夫婦+長男+次男


akanuma-03

都心の密集地でも快適な光と風、視界の広がりを確保した、アトリエと中庭のある家

住み手は50代のご夫婦と2人の息子さん、奥様は絵や写真が趣味でご主人と一緒に学習塾を営むためアトリエ兼用の仕事場と駐車場を要望されました。
敷地は都心の密集地、道路に対し奥行きのある長方形で三方をマンションや店舗に囲まれていますが北側斜線のため南側の2階以上は将来も建物が制限され自然の採光や通風が期待できます。
その斜線制限を利用したウッドデッキの中庭をダイニングキッチンと階段、居間でコの字型に囲うようにしつらえ、光と風を取込みながらプライバシーも確保できるようにしました。
室内からは中庭越しに家族の気配も伝わり、3階建て特有の閉塞感を和らげています。
さらに暗く湿気やすい1階アトリエのために、中庭の天窓採光や屋根集熱パッシブソーラーを利用した換気暖房を行っています。
構造計画では、中庭や駐車場の大きな開口部を実現するため、大断面集成材梁と金物、構造計算によるSE構法を採用しました。在来木造に比べ割高になりますがコンクリート造や鉄骨造よりも安く、重量が軽いため地盤補強のコストを抑える効果がありました。

■ 作品名 :北千束の家Ⅱ
■ 構造  :木造3階建て
■ 床面積 :196.75㎡(59.5坪)
■ 家族構成:夫婦+子供2人