TAC濱田建築設計事務所

濱田 昭夫

hamada_2017
  • 住宅の設計で大切にしていること

    敷地および近隣環境を活かすこと。
    構造的に丈夫であり、この構造が機能を伴うこと。
    施主の生活に沿った導線計画をすること。
    以上のことが美しさを伴うこと。

  • 設計料について

    設計料は10%〜15%

  • 設計を引き受ける条件

    何らかの形でこれまでの作品をご覧いただき、共感いただけること。

  • 設計歴

    住宅を基本に、規模の大小に応じて、木造から鉄骨、コンクリート造の住まい、複合住宅、共同住宅を手掛けている。

  • 生年月日・出身地

    1943年12月26日 福岡県生まれ

  • 性格・血液型・趣味

    幼い頃から絵にして物を見るところがあった。
    今でも、視覚的な印象を大切にして判断するところがある。

建築事例


hamada-sakanoie

ダイナミックなRCの壁面が生み出す街の中の奥行

都心の閑静な住宅街の中、小高い丘の中腹に建つ。前面道路はきつい傾斜の急坂であるが、そのレベル差を活かすことで、少ない段差で容易に玄関へアクセスすることができる。前面道路から奥へとRC打ち放しのダイナミックな壁面3枚をリズミカルに配置し、周囲の環境からプライバシーを守りながらも奥行を感じさせるようにした。それが同時に、密集した環境の中に開かれた一角をつくり、周囲の景観を明るく開放的にした。地下から屋上をつなぐ階段部分には、ゆったりとしたスペースを取り、一階踊り場からは、大きな硝子越しに植栽の緑が眺められる。2階リビング南面には天井高一杯に開口部を設け、重厚な壁に囲まれたRC造でありながら大屋根を鉄骨造とすることで繊細な表現を与えた。その奥行のある鉄骨の軒先の向こうには、都心の高層ビルを臨む眺望が一面に広がる。

■ 作品名 :坂の家
■ 構造  :RC鉄筋コンクリート造一部鉄骨 地下1階地上2階
■ 床面積 :216.82㎡
■ 家族構成:夫婦+子供2人


hamada-kazenoie

軸線とレベルが建物のキーワード

この建物は、地上1階、地下1階の二層構造になっており、1階は木造、地下は傾斜地である敷地を安定させるためRC鉄筋コンクリート造とし、これが擁壁を兼ねている。
前面道路に沿って、南北にこの建物の軸線が始動し、太陽の軌道を追うごとく東西に扇状に展開していく。敷地の北側が扇の要となり、建物全体の北側に廊下を配することで、効率的な導線を実現した。玄関を入って最初に位置するリビングの柱には、クリ、梁にはマツ丸太を使用し、山荘にふさわしいダイナミックな表現とした。リビング前面、南側の開口部からは、つま先下がりの傾斜地にゆったりと芝生が広がり、北側廊下の高窓からは、背後の林の木々が濃い緑の壁となり、変化のある眺めが楽しめる。
山から風に乗って大きな鳥が羽を広げて舞い降りてくるかのような屋根伏は、この敷地のレベル差ゆえにできあがった形状である。

■ 作品名 :風の家
■ 構造  :木造 一部RC鉄筋コンクリート造 地下1階地上1階
■ 床面積 :184.84㎡
■ 家族構成:夫婦