松本直子建築設計事務所

松本 直子

matsumoto
  • 住宅の設計で大切にしていること

    第一にface to faceのコミュニケーション、第二に自然な居心地良さのバランス。
    木を見て森を見、森を見て木を見ること。

  • 設計料について

    設計料:工事費の12%

  • 設計を引き受ける条件

    家づくりはコミュニケーションが大切。ざっくばらんにお話できればと思います。

  • 設計歴

    実績:135軒(2013年4月現在)

  • 生年月日・出身地

    1969年12月1日 東京生まれ

  • 性格・趣味

    コツコツコツと前向きなこと、ヤル時はグッと集中型。
    趣味:旅行と、ゴロゴロする無為な時間
    特技:行動すること

     


    松本直子建築設計事務所

建築事例


mastumoto_001

自然光と開放感を愉しむ住まい

敷地は東の母屋前(お母様居住)を通った路地の奥にあります。
周囲を住宅に囲まれた旗竿敷地とはいえ朝からの気持ち良い採光と庭の豊かな緑を満喫できること、プライバシーをとりつつ開放的、かつ空間の一体感があること、緑を愉しめる土間や中央テーブル式のライブラリーなど通常のLDとは別に家族や友人の集まる場所があること、水廻りの爽やかさ等、様々な居場所を有しています。
引戸を多用した廊下の少ない回遊プランは、若干の段差を空間の仕切りにしながら、居場所毎の空気感を多様に変化させつつ連続感を生んでいます。
自然の素材、色や質感、触感、薪ストーブにもこだわりました。

■ 作品名 :朝庭の住まい
■ 構造  :木造
■ 床面積 :147.35㎡(44.57坪)
■ 家族構成:夫婦+子供2人


mastumoto_002

自然を享受する住まい

3人のお子様の内2人が独立し、これからの暮らしにより添う住まいに建て替えたいというご要望から設計が始まりました。
お母様は暮らしやすい動線、夏涼しく(エアコンでなく心地よい風通し)冬暖かい体に楽な温熱環境、そして自然の素材や本物の質感を求めておられ、一方で息子さんは空間の質や家具との調和を模索されていました。
敷地は区画整理された静かな住宅地にあり、南道路に面しつつ北側には未開発の土地にほど良い林が管理された環境にあります。
必然的に南面だけでなく北面からも安定した心地よい光を得、林の緑を愉しみたいと感じ、南北にぬける心地良い風をとりこみたいと思いました。
またプライバシーと冷暖房効果の確保のため適宜な仕切りを設ける一方で、ご家族の気配感が伝わる住まい全体の一体感を意識しました。
計画を進めていく中で、ダイニングは敷地の北東位置のプランニングが最善と見えてきて、結果南側のリビング床を一段下げ庭への眺めも確保しつつ、上部には2階のインナーバルコニーに繋がる吹抜を設けました。
北面の見上げるほどの林の樹々の眺めと、インナーバルコニー越しの東南高窓から朝陽を得、南北に開口したリビングダイニングの平面的な風通しと、吹抜と高窓による煙突効果が立体的な通風を生み出します。
結果『光と風と緑』を身近に感じる食卓となりました。
また緑を眺めながらのバスルームや、寝室フロアのシャワールームを備えた朝陽の入るユーティリティ、そのユーティリティとご家族の各寝室は夏の直射光を抑え涼風を招くインナーバルコニーに繋がります。
北東角(ダイニング上部)と1~2階~ロフトの階段部分の2箇所の吹抜、2階のインナーバルコニーがこの住宅の風通しと一体感を生む仕掛けとなっています。
その他玄関と別のバックヤード動線(毎日のワンちゃんとの散歩帰り用に勝手口を設けている)の確保、回遊動線に加え仕切りは全て引戸とした自然な動きのできる動線と、アカマツの構造材と杉板天井、漆喰や土壁、広葉樹(クルミ床、壁一部)、手漉和紙や土佐和紙、深岩石(薪ストーブ架台)や鉄平石など多岐にわたる国産自然素材や、夜間通風のためのエコ雨戸(寝室)、セルロースファイバー(新聞古紙)断熱等、自然の恵みを存分に享受しています。
床材に選んだオニグルミを見に南会津の材木店(オグラ)までお出かけ頂き(建主様からのリクエストでした)、丸太からの製材を見学、普段見る機会のない「ものづくり」の一端を体験されるなど一歩一歩丁寧に設計が進みましたが、設計終盤、息子さんからの「薪ストーブを入れたい」というご要望にはその配置に少々苦慮しました。
結果的には造形家・松岡信夫氏の鍛鉄による薪ストーブが空間の質をより高めてくれ、一年点検で訪れた際の冬のリビングは、静寂さの中に障子からの柔らかい光と薪が燃えるパチパチという音がとても心地よく感じられる空間となっていたのは非常に印象深かったです。
当初道路から玄関までのアプローチは機能的に「駐車場 (もしかしたらカーポート・・・)」とのご意向でしたが、現場中盤に一転、緑豊かな植栽が覆いかぶさるアプローチに変更したいとのご判断を頂けたこと、結果駐車場はリビング南庭前面に縦列駐車となったため、南庭前に塀を建てることとし、より外観のまとまりと内観の落着き感が得られた経緯などありました。
建主さんと徐々に形になっていく建築を見ながら、竣工まで共にものづくりの楽しさを共有できた住宅と感じています。

■ 作品名 :松が崎の住まい
■ 構造  :木造
■ 床面積 :118.81㎡(35.94坪)
■ 家族構成:親+子


mastumoto_003

スキップフロアで開放的に広々暮らす住まい

山手通りの一本奥の住宅地、利便性の良さの反面、敷地が14.6坪という制約がありました。
ただ建主さんご夫婦は小さくてもデザインのシンプルで開放的、居心地良い、そして綺麗な空の見える住まいにしたいと話されていました。
当初はご予算から通常の2階建+ロフト案をご提案しましたが、最終的には予算が厳しくてもスキップフロアの空間的広がりにこだわる方針となりました。
素材やディテールにも配慮し小さいながらに開放的で質感ある住宅になったと考えています。

■ 作品名 :東中野の住まい
■ 構造  :木造
■ 床面積 :65.52㎡(19.82坪)
■ 家族構成:夫婦+子供