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中庭からの心地よい光と風

中庭からの心地よい光と風①_吉原

中庭から見上げる


2世帯住宅が完成しました。
この計画は、長年ご両親と娘さんで暮らしてきた家の耐震診断を行いリフォームするという話から始まりました。

 

中庭からの心地よい光と風②_吉原

エントランスより中庭を見る

いざ診断を行ってみると、耐力が大幅に足りず、設備機器や配管も相当傷んでおり安全な住まいとするには、全面リフォームとなり、新築に近い費用が掛かるという結果となりました。
丁度その頃、社宅住まいの息子さん世帯より一緒に住むことが出来ないかとの話が持ち込まれました。
計画は一変、建て替えて両親と子世帯、計7人が住む2世帯住宅となりました。

 

大家族で住む家は、家族が集まれる場所、それぞれが落ち着ける居場所、程よいプライバシーが必要となってきます。

 

中庭からの心地よい光と風③_吉原

外観

この住宅では敷地中央に中庭を設け各世帯を左右に振り分けています。
そして上下階で家族間の関係を調整することとしました。
以前からこの敷地にあったザクロの木を移設した中庭は、世帯間の中間領域となり、また近隣の視線が気にならないプライベートな外部空間となっています。

 

世帯間の程よい距離感を保ち、各自がお気に入り居場所にも中庭からの心地よい光と風が流れる住まいとなりました。

 

[家づくりニュース2014年8月号掲載]