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人々の心に刻まれた住宅

ケネディ生家_藤田
一見普通に見えるこの家は、一体誰の家でしょうか?
何の変哲もなく、普通に通り過ぎてしまいそうな素朴な外見の家です。
あのジョン・F・ケネディの生家です。ボストン郊外の閑静な住宅地域にあります。
彼はこの家で生まれ、弟エドワードが生まれるまでの、十数年を過ごしました。
現在は、国の文化遺産に指定されて一般に公開されています。
東部アメリカの古い町並みは、イギリスの影響を受けてか、家と家の間隔が狭く、裏庭も小さいのが特長です。
部屋も、さほど大きくはありませんが、リビングルームにはピアノ、暖炉などが置いてあります。
キッチンのオーブンは、都市ガスを使っており、コンロとオーブンが一体のものです。
流し台は人造研ぎ出し大理石で作られていました。
現在のキッチンと比較して、無いものは、電気冷蔵庫、電子レンジかなと思います。
各部屋には、スチーム暖房が備えられており、上流階級の家であったことは間違いないでしょう。
1920年頃のアメリカの家ですが、立派なものです。
ガイドブックに載っていますのでボストンに行く機会があるときは訪ねてみてください。

 

[家づくりニュース2014年12月号掲載]