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ちょっと福岡まで

九州大学伊都キャンパス内の椎木講堂ガレリア。内藤廣設計で2014年に完成。

博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている櫛田神社。
博多では天候にも恵まれ、満開の桜と共に、この時期の日本は本当に美しいと感じられ、気持ちも晴れやかになりました。
市の中心にある櫛田神社は、古くから博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社で、この日も満開の桜のもと多くの人で賑わっていました。
その後、九州大学の大規模なキャンパス移転の様子や椎木講堂を見学。
椎木講堂は直径100mの円形の中に、円形劇場タイプのホールと管理棟が配されたもので、オープンスペースとしての巨大なガレリアが印象的な建築でした。

九州大学伊都キャンパスは大規模な移転計画の中心地。近未来的な風景が広がっています。

椎木講堂外観。直径100mの円形プランに最大3,000人収容のホールと管理棟が配されている。
さすがのスケールに圧倒されました。

ネクサスワールドのスティーブン・ホール棟エントランス。
特に、スティーヴン・ホールの集合住宅では共用空間を案内して頂き、改めてその動線計画と空間構成、あちこちに散りばめられた仕掛けの素晴らしさに感動しました。
また、手すりや庇、エントランスホールの建具など、ディテールへのこだわりもそれぞれに特徴のあるものでした。
今回は思いもかけず、博多で気持ちの良い春を満喫することができました。
そして、日常から離れた旅は、いつも心を高揚させてくれるものですね。
[家づくりニュース2015年7月号掲載]