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収納で差が出るハウスメーカーv.s.建築家

家づくりHowTo-キッチン_白崎ハウスメーカー? 建築家? で迷っている方に、こんな見方もしてもらいたいと思います。
よく「建築家=オーダーキッチン」という図式で思われがちです。確かに建築家の住宅でオーダーキッチンを見かける例が多いと思います。ですが、キッチンの周りにも目を向けて下さい。ハウスメーカーでは、収納家具はお客様が自分で市販品を購入してくるか、既製品の収納家具を据え付けることが殆どです。建築家はというと、オーダーキッチン以上に、造り付け収納とすることが多いです。
理由は、スペースを無駄なく使えるキッチンのインテリアデザインに統一感が出る等が主なのですが、コストを抑えられる場合も少なくありません。
家具のコストは、「既製品 > 現場に入る家具屋さんの造り付け家具」となります。
これは大量生産なのか一品ものかの違いによるものですが、実は、一式を家具工事にするのではなく、棚は大工さん、扉は建具屋さんと工事分けをすると、既製品よりも安く済ませることが可能。一番安いのはオープン棚で、建具工事なしということになります。扉も枚数を少なくすればその分だけ安くなります。ただし、気をつけたいのは引出収納です。引出は家具屋さんでないと難しく、収納量の割に高くついてきます。そのバランスを見ながら、建築家は提案していきます。ハウスメーカーは設計をしないので、既製品を選ぶだけになります。

 

雑誌やネットで設計者選びをするとき、収納をどうしているかにも注目してみて下さい。

 

[家づくりニュース2015年9月号掲載]