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[ 環境-013 ]
mat house

環境対応部門

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屋根全面を芝生にした親子4人家族のための住まいです。
この家は、今どきの便利すぎる世の中に疑問を抱いていたり、ソトとの関わりを大切にしたいというクライアントの考え方に沿って生まれました。
南側に斜めに張り出した13本の梁は室内からそのまま延びて大地にしっかりと根付いています。夏場にはこの梁がグリーンカーテンとなり、地面から屋根までを緑で覆います。そしてここ数年記録的猛暑が続くこの地でも涼を感じながら生活することができるのです。
道路に面してソトに開かれた開口部は、道行く人と挨拶を交わしたり地域とのコミュニケーション機能を持っています。また、室内の黒い壁や薪ストーブは家族のコミュニケーションツールとなっています。地域や家庭内の繋がりが薄れている昨今、住まいにとってこれらのことは今後より一層重要だと考えます。

まるで土手でくつろいでいるような気分になれる場所。
通常は建物の一部でしかない屋根だが、そこが庭のようになることで生活に新たな幅と楽しさを与えてくれている。
芝生の屋根は、断熱性を高め冷暖房エネルギー消費を軽減すると共に、ヒートアイランド現象を緩和して、建物の劣化までも軽減してくれるから頼もしい。降った雨は軒先からゆっくりと流れ落ち地中に戻される。

外壁はウエスタンレッドシダー材を無塗装で使用している。屋根の緑の成長と合わせて、素材の経年変化を楽しみながら生活する。

南側道路に面した大きな開口部。道行く人と挨拶を交わしたり、ウチとソトとの繋がりを重視して設けられたコミュニケーションツールの一つで、屋外のテラスとフラットに繋がる。

黒い壁は全面が黒板になっていて、家族がメモ書きしたり子供たちが絵を描いたりと自由な箱となっている。
中央に据えられた薪ストーブでは自然エネルギーで暖をとり、最近では火に縁のない子供たちも火のつけ方から薪のくべ方まで覚える。そして家族全員が自然と家の中心に集まってくる。
どちらもこの家の重要なコミュニケーションツールである。

建設地
群馬県太田市 
敷地環境
閑静な住宅地
構造
木造
階数
平屋建て
敷地面積
312.30㎡
建築面積
117.00㎡
延べ床面積
90.74㎡
工事費
2000万円台
家族構成
夫婦二人+子供二人
居住者の年齢
30代
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