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[ 暮らし-018 ]
あまやどりの家

暮らし快適部門

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クライアントの要望は、以下の二点であった。
「プライバシーの確保された居住空間

「家族間のコミュニケーションが取りやすい家」
まず、「プライバシーの確保された居住空間」を実現する為、隣家の視線と気配をカットするように「大屋根」を建物全体に被せるように配置した。 遮るものがない丘の上に建つ建物であることから、西日の侵入も考慮し、軒の角度を調節した。この折板の「大屋根」は西日だけでなく、積雪や雨、冷たい冬の風から内部の建物を守る役割を担っている。また街並みの屋根にはいぶし瓦と石州瓦が入り混じるため、その色の混合率を踏襲した
内部の構成は、リビングに寄り添うようにそれぞれ機能をもった家型ボリュームが「大屋根」の下に収まっている。
リビングはテラスと同素材の土間仕上げとし、空間に広がりと奥行きを持たせ、壁の仕上げはそれぞれの家型ボリュームの外壁材となっている。これにより、家の中にいながら「外部」と「内部」をより強く感じることができる計画となっている。

[写真]リビング。
土間仕上げのリビングは室内ではあるがまるで外部のような仕上げとしている。またそれぞれの家型ボリュームに開けられた開口から容易にコミュニケーションをとることができる。

キッチンダイニングから外とリビングを見る。
窓の向こうには対側に広がる緑が見え、開放的な空間となっている。また家型ボリュームの内部はクロス仕上げとし、リビングとの対比を強めている。

外観。
家族を守る「大屋根」が印象的である。軒の角度や色まで緻密に検討し、この敷地に最適な形状になっている。また、「大屋根」には所々に有孔折板や、ポリカーボネート折板を用いることで、内部への採光を確保している。

明るいリビングでくつろぐ家族。
リビングに寄り添う形で配置された家型ボリュームのおかげで、どこにいても家族の気配を感じることが出来る。また屋根と家型ボリュームの隙間を埋めるように設置されたFIX窓が明るい室内を実現する。

リビングから外を見る。
テラスとリビングを仕切る建具を開け放つと開放的な景色に加え、新鮮な山の風を取り入れることが出来る。またテラス上部に設置されたポリカーボネート折板からも自然光を取り入れることができ、明るい室内を実現している。

建設地
鳥取県米子市 
敷地環境
米子市の郊外にある緑が多く残る小高い丘の上にある敷地である。対側の山には木々が残り、眺望も抜群である。
構造
木造
階数
二階建て 
敷地面積
250.91㎡
建築面積
119.85㎡
延べ床面積
115.06㎡
工事費
2500万円
家族構成
夫婦+子供1人+祖母
居住者の年齢
夫婦30代 子供5歳 祖母60代
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