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[ 暮らし-007 ]
ヒートポンプによる躯体蓄熱全館暖房で快適な吹抜けをもつ傾斜地の家

暮らし快適部門

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この住宅を特徴付ける、2本の階段がずれて掛け渡された3層の吹抜け。家族の気配を行きわたらせ、光や風や声の通り道となるヴォイドを実現するために、低温蓄熱式床暖房による全館暖房システムを採用しました。必然的にRC造となる地下の天井躯体、すなわち1階の床スラブを蓄熱体として利用し、オール電化(電化上手・夜間時間)の安い料金時間に省エネ機器であるヒートポンプで温水を作り1階の床スラブに蓄熱し、日中はそこからの放射熱のみで地下から2階までを暖めるシステムです。

たまたま傾斜地に立地し、地下居室による容積率の緩和を受けつつ広く日差しを受けられる計画にできたこと、構造的に多くの耐震用の筋交いが必要な壁に断熱を充填するのではなく外張り断熱としたことなど、意匠、構造、設備を融合させつつ、温度のバリアフリー(快適性)と同時に経済性も実現しています。

3階建てに見えますが、地下1階木造2階建です。地下居室の容積緩和も生かしながら、明るくのびやかな空間を実現しています。地下に主寝室とラウンジ、水周りを、1階にリビングダイニングを、3階に子供室を、吹き抜けを巡って配置しています。

1階の床=地下の天井を蓄熱体として、地下1階から2階までの全館暖房を低コストで実現しています。

2階の子供室。木と鉄骨の合成梁で変化のある空間をすっきりと実現しています。

地下にもかかわらず、明るくオープンな浴室。天井が蓄熱体となっているため結露もなくメンテも容易です。

建設地
神奈川県横浜市 
敷地環境
住宅地、傾斜地
構造
地上:木造、地下:鉄筋コンクリート造
階数
地上2階地下1階
敷地面積
148.77㎡
建築面積
57.19㎡
延べ床面積
145.70㎡
工事費
4800万円
家族構成
両親、子供3人
居住者の年齢
30代、小学生、幼稚園
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