NPO法人 家づくりの会 ホームページへ
家づくり大賞トップへ

[ 暮らし-011 ]
玄関から別々の二世帯住宅(自邸)

暮らし快適部門

FavoriteLoadingお気に入り保存

生まれ育ったこの地に自分で設計した家を建てたい、構想から16年、紺屋の白袴を返上。

この計画を実行するための重要な要素

1.二世帯住宅であること。(二世帯住宅の良し悪しは世帯間の仕合せな距離の取り方によって  決まります)

2.駐車スペースを3台以上確保すること

3.自分の仕事場をつくること。家族の動線と干渉しないで来客を受けられること、仕事場とし  て落ち着けること

4.妻のピアノ教室がもしかしたら入れられる防音室を設置すること

5.この地に長年住み慣れた両親が満足できる家であること

6.将来的な世帯状況の変化に対応できること

二世帯間での話し合いの結果、今回の「仕合せな距離」は完全分離型となりました。玄関から別々ですが入ってすぐのシューズクロークを通じてお互いの世帯を行き来できるようにもなっています。
二世帯食事会などもやりますが子どもたちは頻繁に行き来しています。
手前に見えるのはシンボルツリーとして植えたギンモクセイ、秋には上品に香ります。

リビングの薪ストーブはダイニング、キッチンと連続する空間を充分に温めてくれます。
直火が見えると人は自然と集まります。
床暖房も備えています。
壁や天井の断熱材には再生ウールを使用、床暖房の下は遮音構造になっており階下への騒音対策もしてあります。
吹抜けとロフトには天井扇と温度センサー付きの換気扇があり温度ムラの解消や夏の熱気を排気します。
ロフトでは、洗濯物もよく乾きます。

下水道普及率96%を超える鎌倉でも川が週末に泡立つことがあります。
何故でしょう? それはマイカーの洗車排水です。長年子ども達に「まち歩きをしよう」の授業でその問題を伝えてきました。車庫前に設けた排水溝のなかには二つの排水口があり雨水と汚水を状況によって流し分けています。また、雨水貯留タンクは500L貯めることが出来、通常は庭の散水、洗車等に使用し、災害時にはトイレの洗浄水等への利用も見込んでいます。

仕事場の床は矢羽貼り、他の部屋はチークのフローリングを真っ直ぐに貼っていますが色々な貼り方が出来ることを試したくて大工さんとやってみました。
仕事場と防音室は玄関から直接入れる位置に配置され家族の空間と隔てられるようになっています。

建設地
神奈川県 鎌倉市 
敷地環境
郊外の住宅地
構造
在来軸組工法
階数
二階建て
敷地面積
287.95㎡
建築面積
115.10㎡
延べ床面積
224.43㎡
工事費
非公開
家族構成
両親+夫婦、子ども3人
居住者の年齢
8歳〜82歳
FavoriteLoadingお気に入り保存