[ 素材-010 ]
basel

素材ディテール部門

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30代の若い住まい手が望んだのは、自分達が人生の一部を共に過ごし、その後の2人の住宅感に大きな影響を与えたヨーロッパでの生活経験で感じた豊かな空間である。そこで、この住宅では、住空間における豊かさの本質とは何かという事を再考し、敷地が持つ特徴をプランニングに反映することと、仕上げに使われる素材の素材感に注目しながら設計を進めた。真下を流れる川のせせらぎや川沿いの周辺環境(緑)を室内に取り入れることは敷地の特性を読み解く上で、当然重視された。仕上げについては、室内における「素材」のバランスに注意しながら、様々な種類の「木」を効果的に使用することで、室内のバランスを保っている。ここで重要になるのは「素材」のバランスとその「余白」である。

リビングの床はナラ材の無垢フローリングを貼り、印象的な勾配天井には木製リブ材で柔らかく繊細に仕上げている。ハイサイドライトから十分な光が室内に入り、冬でも暖かな室内空間となっている。

リビングに面した開口部からは、川沿いの緑をいつも感じることができる。

階段ホールの化粧壁はLVL材を使用している。6色に塗り分けられたLVLを、面を変えてランダムに貼ることで壁面に表情を与え、印象的な化粧壁を作っている。

ハイサイドライトから光が入る明るいキッチン。

建設地
兵庫県 西宮市 
敷地環境
郊外
構造
木造
階数
2階建て
敷地面積
108.63㎡
建築面積
65.16㎡
延べ床面積
104.56㎡
工事費
2600万円
家族構成
夫婦+子供1人
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
津田 茂(T-Square Design Associates)
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