[ ロングライフ-003 ]
映水庵(えいすいあん)

ロングライフ部門

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 ▲1987年(26年前)▲撮影:スパイラル小林浩志

この建物は、当初夫婦と3人の子供たちが住む、住まいとカフェであった。完成してから26年経った現在、夫婦は老後と世代交代を考え、近くのもともと他界した両親が暮らしていた実家を改築して住むことにした。

そして母親は、ここの1階の仕事場のカフェに通ってきて、結婚して子供のいる娘と店を営んでいる。

現在の住人は、次の世代の息子夫婦であり、その夫婦のために流し高さを変えたり、内装のテイストを若い人の好みに変えて、新たな住居として住み始めて2年が過ぎた。まだまだ数10年住んでもらいたいと設計者は思っている。

 

▲1987年(26年前)▲撮影:スパイラル小林浩志

水辺の美しさと建築の調和を考えた。
高速道路の橋脚とほぼ同じ巾の住宅だ。ここで子供3人を育て、カフェを経営してきた。カフェも段々有名になり、「散歩の達人」のような雑誌や「アドマチック天国」などのTVにも出るカフェとなった。

▲1987年(26年前)▲撮影:スパイラル小林浩志

完成当初の1階にあるカフェ内部。
内部の木材は、無塗装。
川が窓辺から見えて、気持ちにゆとりが持てると、来た客がグルメナビゲーションなどに書いている。

▲2013年(26年後)▲
人の手と靴の裏で磨かれたカフェの床とカウンター。26年の時間の重みが見えてくる。新築後5~6年過ぎてモウソウチクを植えた。

▲2013年(26年後)▲
この前の川には、この建築が出来た頃、ビニール袋や、洗剤の泡が浮いていた。またバブルのころはクルーザーの豪華客船が停泊していたときもあったが、今は、水もとても美しく、ごく普通の小舟が通り、穏やかな川になっている。

建設地
東京都墨田区 
敷地環境
商業地
構造
壁式鉄筋コンクリート造
階数
地上4階建
敷地面積
50.12㎡
建築面積
37.44㎡
延べ床面積
148.74㎡
工事費
-
家族構成
夫婦、子供3人(新築当時)
居住者の年齢
-
設計者名(事務所名)
川口 通正(川口通正建築研究所)
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