[ リノベーション-002 ]
インナーマッスルを鍛えた家

リノベーション部門

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国交省の推進助成事業で、住宅医ネットワークの長期優良住宅先導事業の採択事業である性能向上レベルの明確化 木造建築病理学既存ドックシステムの要件を満たし実施したリフォーム。

その概要は既存住宅を調査した上で、劣化・耐震・更新・省エネルギー・バリアフリー・防耐火の一定性能を確保し、その性能達成の報告書を作成し、維持保全のための履歴をつくるというモノ。

その要件を満たしてただ性能向上するのではなく、ただ表層を整えるのではなく、「つくる住宅」に留意してインナーマッスルを鍛えながら満足も得られるように実施したという非常に難関度の高いリフォーム。

調査の上で基礎も土台も場当り、配筋もなしということが判明
すべてスケルトンに解体して柱・梁にした上で
歯医者がインプラントを行うように、基礎補強をした。

既存の床下はこのように場当りな内容。一点だけよかったのは断熱も気密も無いので空気が停滞しておらず、乾燥度が良く蟻の害は全くなかった。

柱はジョイント部等から雨漏りの影響で腐朽している部位も多くさらに縦横のレベルが悪い。柱も梁も細く、強度も低いため一般的な「リフォーム」に至るまでに、基礎・木構造のインナーマッスルを鍛え、断熱強化等に予算を多く費やした。

ウナギの寝床のような間口が狭く細長い住宅なので、階段位置を一番光が入る場所に螺旋で設け、奥に下に光を入れた。階段の蹴上や踏み面も性能表示の等級3をクリアーしている。

建設地
東京都文京区 
敷地環境
市街地住宅密集地
構造
木造
階数
二階建
敷地面積
不明
建築面積
7.5坪
延べ床面積
15坪
工事費
1500万
家族構成
母親+息子+娘
居住者の年齢
50歳代+20代×2
設計者名(事務所名)
田中 ナオミ(田中ナオミ アトリエ )

図面

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