[ リノベーション-005 ]
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リノベーション部門

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夫婦の結婚と共に建てられた一戸建の二世帯住宅であったが、二人の子供が生まれて成長と共に生活環境が変わり始め、2階にも子世帯のための新たな団欒の場をつくることを求めながらも機能と居場所は確立したいという要望に対し、個々の室を用途や機能によって完結するのではなく、機能を集約させた中で家族同士が関わり合える団欒の場をつくりたいと考えた。まず、既存のバルコニーと寝室を約18畳のワンルームに改築した中に、小判形の壁を入れ子状に差し込んで二重層をつくる。二重層の間にはミニキッチン、勉強カウンター、本棚、クローゼットといった機能を割り当てると、空間の真ん中は広々とした家族の団欒の場が生まれる。小判形の曲線でひとつながりとなって空間を包み込むことで、割り当てられた機能は役割を果たすだけではなく、家族同士の関わりや様子に展開性を持たせ、意識的に切り替わる感覚を拡張させる空間となった。

団欒の場よりクローゼット側を見渡す。

奥行きを必要とするミニキッチンと勉強カウンターの機能部分は、既存のコーナー部に配置してスペースの有効利用を図る。出入り口も、本棚の横に一連の機能と同じ状態で展開的に位置する。

窓から差込む光は、小判形の入れ子状の壁をフィルターとして、空間を柔らかく包み込む。

ミニキッチンより勉強カウンターを見る。分節しながら機能を満たしながら繋がる。

建設地
静岡県焼津市 
敷地環境
分譲地
構造
木造
階数
2階建ての2階
敷地面積
不明
建築面積
不明
延べ床面積
36.44㎡
工事費
500万円台
家族構成
夫婦二人+子供二人
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
川本 敦史+川本 まゆみ(株式会社 エムエースタイル建築計画)

図面

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