[ 快適-010 ]
都会の住処

快適空間部門

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この家は、住宅、工場、倉庫が比較的多く建ち並ぶ名古屋市港区に存在する。既存住宅の建替え計画であり、敷地は道路より1.5m高く庭には8mほどのケヤキが育っていた。家族の記憶の拠り所であるシンボルツリーを残し、新たな庭を造り、都会の喧騒から逃れた落ち着いた佇まいを創りたいと思った。緑が、どの部屋からでも楽しめるよう、主庭・北庭・坪庭・屋上庭園を配置し、室内と外部の繋がりを意識している。敷地の高低差を処理するように部屋が配置されているため、各部屋では同じ庭を囲んでも少しずつ見え方が変化していく。この家の部屋のほとんどが庭と隣り合い場面によって中心が移動する。大小、様々な庭が部屋と等価に扱われることで、外部空間と積極的に関係が持てる「都会の住処」となってくれればと願う。

2階の子供部屋より主庭・屋上庭園をのぞむ

屋上庭園から2階の居室をのぞむ。白いフレームを設けプライバシーを守りながら、積極的に外部空間と関係が持てるようにした。

リビングから北庭をのぞむ。この庭は浴室からもながめることができる。

南側道路からの外観。左の樹木は既存のケヤキ。車庫の奥に配置された和室の屋上が緑化されている。

建設地
愛知県名古屋市 
敷地環境
市街地
構造
壁式鉄筋コンクリート造 
階数
2階
敷地面積
360.74㎡(109.12坪)
建築面積
206.74㎡(62.54坪)
延べ床面積
259.83㎡(78.60坪)
工事費
非公開
家族構成
夫婦+子供二人
居住者の年齢
40代夫婦+小中学生
設計者名(事務所名)
田中 義彰(TSCアーキテクツ)

図面

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