[ 快適-026 ]
階層の家

快適空間部門

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建設地は長野県松本市。

山沿いの傾斜地で前面道路からは少し見上げる場所に位置しています。

傾斜地形の特性を活かしつつ、昔からある石垣・池・小川・井戸などの優れた景観要素を保存、一部改修をしながら豊かな外部空間をつくり、自然と共生できる家を目指しました。

外部の階層(5段階のレベル差がある敷地)と内部の階層(4層のスキップフロアー)が有機的に結ばれ、建築が大地にとけ込むような敷地全体のゾーニングになっています。

建物の建つ場所の敷地レベルを、前庭部分より低く(1.2m切土)することにより、遠くから見える建築全体のフォルムを低くおさえ、道路から建物へ至るアプローチの傾斜が緩くなり、また2階居間と庭を近くすることができました。

1階がRC造+2階が木造の混構造。2階を三方向に持ち出す構成とし、1階に豊かな軒下空間をつくりました。

敷地には5段階のレベル差がある。傾斜路を上りきった場所に平坦な部分がありそこを建設場所にしました。
敷地の東には山が控え、南には自然の風景、西と北は遠くを望むことのできる素晴らしいロケーション。
小さな切妻屋根はゲストルーム(いろり棟)。自然豊かな周辺環境や重厚な石垣とバランスが取れるように、外壁素材は地元産の唐松板張りとし、深い軒に覆われています。

階段を上って2階の居間へ至ると、目の前には南方向への眺望が開け、主庭を見下ろすようなレベルになります。
居間から外階段を使って庭へ下り、ゲストルーム(いろり棟)への行き来ができます。
薪ストーブはオリジナル製作品で、庭側からも炎を見ることができます。

居間・食堂・台所はオープンな一体空間。ソファーは壁を背にした重心となる場所に構え、主庭と遠景を同時に眺めることができます。
キッチンの床レベルを150㎜下げることにより各所の天板レベルをそろえ、西方向へと視線が抜けます。

2階の個室エリアから、居間そして庭を見下ろす。
家の中心にある階段を起点に軽快な動線計画となっています。
敷地の全貌と複数の建物を同時に見渡すことはできませんが、各所からの見上げ、見下ろしの視点を意識して平面計画が練られています。

建設地
長野県松本市 
敷地環境
郊外、山間地
構造
RC造(1階)+木造(2階) 混構造
階数
2階建て
敷地面積
1252.67 ㎡
建築面積
[ 住宅棟 ] 182.95 ㎡   [ いろり棟 ] 23.19 ㎡  [ 合計 ] 206.14 ㎡
延べ床面積
[ 住宅棟 ] 278.33 ㎡   [ いろり棟 ] 23.19 ㎡  [ 合計 ] 301.52 ㎡
工事費
非公開
家族構成
夫婦+子供2人
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
林 隆(林建築設計室)

図面

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