[ 作り方-001 ]
K5-House「スローライフの家」

作り方部門

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計画地は久留米の豊かな自然の中に位置し、周辺は都会で失われてしまった地域の交流を有する昔ながらの土地である。自然の中で伸び伸びと暮らし、家族の交流、隣人との交流を生む住宅として、スローライフの家は創られた。

 

南側にはダイニングキッチンから繋がる大きなウッドデッキがゲストを迎える。ダイニングキッチンの勾配天井の先には二階まで吹き抜けたリビングがあり、大きなハイサイドライトから惜しげもなく日光が降り注ぎ、子供たちの安らかな成長を見守る。

 

コミュニティの創り方はその人との関係性により大きく異なる。この住宅はそのコミュニティの関係性に合わせたスペースを創ることも一つの課題でした。ウッドデッキとリビングの空間は公と私のスペースとして成立させ、スローライフの家の中で様々な関係性を持ったスペースを発生させています。

建物は南に向かって開く様なデザインになっており、印象的な外観となっています。

住宅の形状は、リビングより多くの太陽光を取りこむ様デザインし、全体のバランスを取ることで機能とデザインを融合させています。

この住宅には地下に音楽スタジオがあります。地下を創る際の費用を抑える為にスタジオの上部にあるダイニングキッチンの床高を600上げています。
構造的に生まれたこの段差を有効に活用し、ダイニングからウッドデッキにつながる部分は大きな階段となり、ウッドデッキでくつろぐ際のベンチとして設計しました。

内部に発生した段差はリビングで遊ぶ子どもたちを見守るおかあさんのベンチになっています。構造の問題とデザインの問題を双方検証し、最善の解決策を模索し続けた結果生まれたのがスローライフの家です。

内部と外部の繋がり、デザインと構造の繋がりを意識し設計しました。

リビングには吹き抜けの天井まで伸びる米杉のシェードがあり、二階への階段を支えている。階段とシェードの隙間から零れる光がリビングの空間を落ち着きのある柔らかなものに。

内部は白を基調とし木の鮮やかさや風合いを損なわない様にデザインしました。

建設地
福岡県久留米市 
敷地環境
郊外
構造
RC壁式構造+木造軸組面剛性混構造
階数
地下1階地上2階建
敷地面積
518.74㎡
建築面積
135.53㎡
延べ床面積
204.01㎡
工事費
非公開
家族構成
夫婦二人+子ども三人
居住者の年齢
非公開
設計者名(事務所名)
佐藤 正彦(株式会社 アーキテクト憧)
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