[ 生活-001 ]
下北方の家

生活提案部門

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中間期の長い宮崎にあるので外の庭を含めて内外の検討している.予算のすべてを建築に使うのではなく最初は夫婦2人で十分暮らせるだけの建物とし、北庭には将来的に子供が出来たら子供部屋として小屋を増築して増やしたり、書斎として増築したりする余地を十分に検討しながら配置を計画し、庭の成長と家族の成長が呼応するようなフレキシブルな建築を目指している.
宮崎は冬でも比較的温かく、四季を通して日照と降水量が多いのが特徴であり建築のプラン等に比較的ダイレクトに表現している.寄棟の屋根、外壁の杉板は昔からこの地にある外観で、夏の強い日ざしを防ぎ、雨からも建築を守る。内部は漆喰に床は杉の厚板で一般的な仕上を使用している.内部は通風に十分配慮し、床下AC1台で十分に暖まる(冷える)大きさで、夏は南面の灌水パイプが敷地にある井戸からくみ上げた自然水(井戸水)を撒く事で、気化熱の効果を期待している.

南側の前面庭より室内を望む.
隣地のアパートも施主の所有でありマンションの人たち、友人の多い施主が 友人と使う庭として設えた.
また、右に見えている玄関は通り土間的にしつらえており、プライベートな北庭(緑の庭)に直接に通じている.

リビングダイニング.
屋根のなりに天井を張ることで一体的な囲まれ感が感じることが出来て、外部建具・ブラインドなどの開閉で外部とのプライベート感をコントロールできる.
室内はリビングと寝室と水回りしかない住宅なのだが、段差がゆるかに領域を分けており、広がりを感じることが出来る.

段差上から入口を見返す.
屋根、垂れ壁、天井高さの違いで緩やかに領域を分ける.
奥には通り土間的な玄関が見えており、壁面一面に格子収納(下駄箱など)を設けている.
シンプルな空間のなかに製作家具の素材(エボニー)を揃えてポイントに見えるようにしている.

上:夜景/南側庭から
下:夜景/北側庭から

北側の庭は芝生と樹木の庭で、南庭と対照的で性格の違う庭として設計している.

建設地
宮崎県宮崎市 
敷地環境
市街地
構造
在来木造
階数
地上1階
敷地面積
263.12㎡
建築面積
70.59㎡
延べ床面積
69.01㎡
工事費
-
家族構成
夫婦+犬
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
山田伸彦(山田伸彦建築設計事務所)

図面

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