[ 細部-020 ]
先端のとんがり

もっと細部部門

FavoriteLoadingAdd to favorites

パキパキと折られた屋根のかたちは、室の機能にならって、空間の合理化・最小化することを目的に決定されている。

ボリュームのくり貫きは、3台の駐車スペースを確保する為に行われた。

 

この屋根の先端部分は、屋根を「折る」というデザインと、ボリュームを「くり貫く」というデザインの交差点に位置している。

どちらのデザイン行為が勝るわけではない、一本の線に見えることを目指した。

 

水切り等の機能を果たしつつ、先端の薄さと浮遊感の限界を目指した結果、見付は45㎜、自重受の鉄骨柱はφ60.2㎜、柱からの持ち出し距離は約3400㎜となった。

 

この建物を見た方からは、最初の印象でまず「とんがってるね~」との感想を頂くことが多い。

施主夫妻も設計者も、その言葉を楽しみにしている。

 

おおらかに浮遊する先端のとんがりが、建物の印象をより強いものにしている。

リズミカルな屋根と、くり貫かれたボリュームによって印象づけられた外観。

先端の薄さと浮遊感を実現するために設けた、木を補強する切り出しの鉄板。
先端部の捻じれ・垂れを解消するため、自重受の小さな鉄骨柱を設けている。

建設地
千葉県市原市 
敷地環境
郊外団地
構造
木造
階数
2階
敷地面積
159.6㎡
建築面積
66.3㎡
延べ床面積
79.9㎡
工事費
約2300万円
家族構成
夫婦
居住者の年齢
65歳
設計者名(事務所名)
浦木拓也(日本設計)、浦木美樹子(浦木建築設計事務所)

図面

FavoriteLoadingAdd to favorites