[ 細部-018 ]
目地にこだわる

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外壁が塗り壁の場合、どうしてもヒビが入りやすい。昔の家は下塗り、中塗りに時間をかけてから仕上げ材を塗ったので、目立ったヒビは出にくかった。その代わり仕上げまでにかなりの時間を要した。現在は、そんなに時間をかけることは難しい。そこで、ヒビが出ないように、ラス網の開発やメッシュ等の下地を入れることがヒビ割れ防止策。それでもヒビ割れをゼロにすることは困難。その解決方の一つとして、目地を入れるやり方がある。

異なる素材が接する場所では、材料の収縮率の違いや下地である構造材の動き等で伸縮やズレが生じやすい。そこに緩衝帯として設けるのが目地。外壁のように広い面積では、同じ素材でも収縮が生じやすい。目地を切ることで、収縮を吸収させてヒビを回避しようというもの。建築関係の人でなければ、普段、建物を見ていてもあまり気がつかないかもしれないが、じっと見つめていると、いろいろなところに目地があることが分かる。

目地の切り方は一定の間隔や広さに入れれば、特に決まりはないが、それでは味気ない。目地の入れ方で、建物の顔も変わってくる。

砂岩仕上げの塗り壁に、ジュリオ ロマーノのPalazzo del Tè のイメージで入れた目地。

鉄骨3階建て住宅 ALC版外壁の玄関側を岩肌風の塗り壁にして、目地をパッラディオのジャイアント オーダー風に入れた。

引き戸門の横に フレスコ画法の建物プレート、大型ポスト、電気・水道の検針box、外から取り出し可能なゴミ置き場を設置。

建設地
宮崎県 および 東京都 
敷地環境
市街地
構造
木造 および 鉄骨造
階数
平屋 および 3階建て
敷地面積
1980㎡ および 160㎡
建築面積
396㎡ および 74㎡
延べ床面積
396㎡ および 196㎡
工事費
非公開
家族構成
夫婦  および  母+息子2人
居住者の年齢
40代〜80代
設計者名(事務所名)
株式会社 テリトプラン一級建築士事務所
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