[ 設備-004 ]
エアコンによる床暖房にこだわる

設備部門

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少ないエネルギー源でより大きなエネルギーを生み出すには、ヒートポンプを利用したエアコンが省エネ設備として有効であることは、間違いありません。
そんなエアコン1台を主暖房とした、低燃費住宅にこだわりました。

エアコンを1階床付近に設置し、下部に設置された空気循環用扉を開閉する事で冬季と夏期の空気の流れを調整します。
冬季は扉を開けて床下から家全体を暖房しますが、夏期は扉を閉じて冷房による空気が床下に溜まらないよう工夫しました。
また、欄間や床下ガラリを有効活用し、それぞれの部屋に空間的な連続性を持たせています。
それにより、温度のバリアフリーが無い快適な暮らしを実現可能としました。

エアコンによる床暖房をより快適に成立させる為に、外皮性能の強化も重要です。
トリプルガラス入り樹脂サッシ・ハニカムブラインド・熱交換型第一種換気等の採用により、断熱性や気密性を高めています。
さらに、床下も室内空間とする為に、人体に無害なホウ酸による防蟻処理や基礎断熱材を使用し、安全性にも配慮しています。

そして何より、〝エアコンに頼りすぎない〟ことも重要だと考えています。
外装仕上げには、無機質の天然セラミック素材であるシラスを原料とした外壁材を採用しました。外壁に打ち水をすることで、夏場の温度上昇を防ぐ効果があります。
内装床仕上げには無垢材、壁・天井には漆喰や、卵殻を利用した調湿壁紙といった自然素材を中心に使用し、優れた調湿効果を期待するのはもちろん、テクスチャーの表情も楽しめます。
欄間は各部屋のプライバシーを保ちつつ、風が通り抜ける有効なアイテムとなります。

低燃費かつシンプルな省エネ設備の採用、そしてそれらを助長する建材・仕上材を組み合わせる事で、豊かな暮らしが生まれるのではないでしょうか。

建設地
茨城県筑西市 
敷地環境
郊外
構造
木造在来工法
階数
2階建て
敷地面積
301.38㎡
建築面積
68.73㎡
延べ床面積
110.96㎡
工事費
家族構成
夫婦+子1人
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
吉田健二
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