[ 設備-002 ]
スイッチ・コンセントプレートも楽しむ

設備部門

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「昭和モダン」をテーマとしたマンションのリノベーション。コンセント・スイッチのプレートも拘って取り換えました。プレートの色は、クラシックアイボリー、イタリアンレッド、メタリックシルバー、モスグリーン、パールホワイト+アクリルカバーを採用。口数も1口用から6口用まであり、並べてみると、その多様さが楽しいです。

お施主さんがネットで見つけてきたプレートなのですが、「このプレートが気に入ったのだけど、もう取り扱っていないのかしら」と、、、直ぐに問い合わせてみたところ、原価の高騰により、取り扱っていない、、、「在庫品で良ければ」と、、、「ただ、白などのオーソドックスな色は無くなっているので、役に立てないかも」と、、、一色で統一しようとしても在庫品が揃っていない、、、だったら、いろんな色を楽しもうとなりました。在庫品リストを取り寄せ、在庫整合を取りつつ、プレートを配置計画しました。

玄関土間は、ランタン型タイルのミックス貼り。下足入れは、アンティークな置き家具を転用。ちょっとレトロな空間が、人をお迎えします。幅木は、塩ビ幅木から木製に取り換え、日本の伝統色の瓶覗色に着色しております。
そんな個性溢れる玄関の照明スイッチ(左手壁面)には、パールホワイト+アクリルカバーのプレートを配置。主張の少ない白なのですが、表面はアクリルカバーが掛かっており、清潔感があります。

洗面・脱衣室の様子。壁と天井の仕上げは、漆喰塗り。窓のない洗面・脱衣室に対して、調湿、防カビ、抗菌、消臭効果の向上に繋がります。ライニング天板には、青緑を基調としたガラス質のモザイクタイル。
シンプルな空間の中に映えるのが、ガラスモザイクと対比的なイタリアンレッドのコンセントプレートと、同調するモスグリーンのスイッチプレート。モスグリーンの方のサイズは、給湯リモコンのサイズとも同調しています。

キッチンはオールステンレス。シンクと天板だけでなく、足やパネルやスライドキャビネットはもちろん、排水トラップや配管までもがステンレスという拘り。
キッチン周りのコンセントや照明スイッチのプレートは、ステンレスのイメージに合わせて、メタリックシルバー色のものを配置しました。

和室から玄関を見返した様子。奥(写真中央)にイタリアンレッドのコンセントプレートが配置されることにより、視線が遠く向かうアクセントとなり、空間に奥行きを与えております。
派手な江戸からかみ、個性的なアンティーク照明、ランタン型の土間タイル、香炉型の襖引手、瓶覗色の幅木、ワインレッド色のコンセントプレート、、、多様な個性が集まり、それぞれがぶつかり合うというよりも、より魅力的な全体性を醸し出していると思います。

建設地
栃木県下野市 
敷地環境
マンションリノベーション
構造
鉄筋コンクリート造
階数
4階
敷地面積
建築面積
延べ床面積
76㎡
工事費
家族構成
居住者の年齢
40代
設計者名(事務所名)
根來宏典(根來宏典建築研究所)
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