[ 外回り-006 ]
ウッドテラスの囲われ方にこだわる

外廻り部門

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~2階ウッドテラスから東庭先を望む~

ウッドテラスは夕涼みや物干、食事など半屋外として様々な用途に使え、内外に連続した広がりを感じさせる反面、程よく囲われていないと床の照り返しや外からの視線を受けて落ち着かない場所になってしまします。

この家では低く深い軒で日差しや雨を制御し、道路沿いに設けた高めの手摺壁で向かいの家や道路からの視線を和らげつつも、借景や庭先へと視界が広がるよう、東西の手摺を低い木格子にして落ち着きと抜けを作りました。

~南道路側外観、手摺壁とテラスの納まり~
道路沿いに設けた手摺壁が周囲に威圧感を与えないよう階高と巾を抑え、外構には風を通し陰影のある板壁と植栽を設けて壁の存在感を和らげました。
ウッドテラスは1階通り土間の板金屋根の上に仮留めし、雨仕舞を良くし将来の交換やメンテナンスが容易にできるよう配慮しています。

~2階ウッドテラスから西隣地の白樫(区保存樹)を望む~
手摺壁と低く深い軒に囲われたテラスでは視界が抑えられ視線は自然に東西の借景や庭先へと誘導されます。
保存樹の白樫は夏の西日を遮り2階レベルでは1階とは異なる目線で一層身近に感じる事ができます。

~2階内部とウッドテラスを繋ぐ木製ベンチ~
雨仕舞のために必要な内部とテラスの段差部分には長い木製ベンチを設けています。
ベンチは食事の腰掛けや収納、テラスへ出入りする踏み台といった用途に加え、ベンチ自体の高さがテラスと同化しテラスが内部に入り込んだような連続した広がりを感じさせます。

~2階内部からの開口部の役割~
左の窓は敷地に少しずれて直行する道路に向け配置させた窓です、内部から坪庭越しに遠くの家並みへと視界の抜けを感じさせます。
右の掃出し窓はウッドテラスへ出入りする大開口です、テラスと手摺壁が対面する向かいの家の存在を弱めつつ、半屋外のテラスを身近に感じさせて内外に広がりを生み出します。

建設地
東京都目黒区 
敷地環境
市街地
構造
在来木造
階数
2階建て
敷地面積
143.98㎡
建築面積
81.28㎡
延べ床面積
146.86㎡
工事費
家族構成
親世帯+子世帯
居住者の年齢
80、60、50歳代
設計者名(事務所名)
赤沼修/赤沼修設計事務所

図面

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