[ かたち構造-013 ]
中間領域をもつ家

建物のかたちと構造部門

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敷地は約28坪、奥で約1.5mの高低差がある。
高低差を活かし、半地下空間のある計4層のフロアを積層した計画を考えた。
積層された4層のフロアは、3箇所の吹抜で繋がる。
吹抜は建築内部に視覚と体験という異なる二つの距離関係を造り出し、実際より広い空間を知覚できる。
また家族がお互いに気配を感じれる積層されたワンルーム空間をコンセプトに、多様で複雑な関係性を生みだしている。

 

建物はRC造の下層フロアとS造の上層フロアで構造を変え、内部に明暗を作り出している。
下層部のRC造の空間を抜けると、一面ガラスに囲われた明るい空間が広がる。
そこでプライベートとパブリックの境界を曖昧にした中間領域をもつ住まいを実現した。
バルコニーや内部立上がり壁、フロアレベルで外部からの視線を調整しながら内部空間に都市を取入れている。
一日家の中にいても時間や季節の変化を強く感じることができると考えています。

東から見る外観。敷地奥で約1.5mの高低差がある、地下部分は東側からは見ることができないが西側からは半地下となり存在している。2・3階のガラス面はバルコニーや内部立上がり壁等で外部からの視線を調整しながら内部と都市を繋げている。

階廊下より吹抜を介して2階リビングを見おろすと、前面道路に連続する抜けとなる。

キッチンサイドの開口部より1階玄関を見おろす。キッチンと玄関をつなげる吹抜となる。

洗面室・浴室より隣地の緑を望む。

建設地
和歌山県和歌山市 
敷地環境
市街地
構造
混構造(鉄筋コンクリート造+鉄骨造)
階数
地下1階地上3階建て
敷地面積
94.84 ㎡
建築面積
46.06 ㎡
延べ床面積
141.29 ㎡
工事費
3000万円
家族構成
夫婦+子供(一人)
居住者の年齢
30代
設計者名(事務所名)
岩脇邦樹(環境建築計画)

図面

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