[ かたち構造-026 ]
傾斜地のスキップする平屋

建物のかたちと構造部門

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岐阜県の広大な公園が西側に、南面には果樹園が広がる…そんな自然豊かなロケーションにこの家は位置しています。敷地は山のすそ野の三角形の傾斜地で西側から東へ向け緩やかな斜面となっている。
傾斜に合わせて4段階の床レベルを設けたスキップフロアの平屋を提案しました。
傾斜地に沿って床レベルを合わせると南側の果樹園と自然に距離が縮まり、内部にも豊かな空間が生まれるからです。
斜面に沿ったスキップフロアの家は、造成をして盛り土をするなど、土を必要以上に触ることもない。そんな限りなく自然に近いカタチで建てられ、さらに傾斜に合わせた床レベルによる暮らし方は、建物はもとよりそこに住む人々も、周囲の環境や景色にすんなりとなじむことができるだろう。斜面同様に斜めに下がる屋根、周りの木々に溶け込むこの家は、個性を持ちながらも自然に調和した佇まいである。
スキップフロアは、内部に視線、空間の広がり生み出し、変化にとんだ豊かさを醸し出しています。

外壁には杉板を使用しています。
外壁と同材の玄関ドアを入ると正面の杉板の壁をくり抜いた南の緑が見える借景窓が迎えてくれます。

中に入ると、土地の傾斜に沿った斜めの天井が空間に変化を作り出してくれます。
ダイニングテーブル越しに南隣地の果樹園の木々の緑が家族を癒してくれます。

リビングダイニングから玄関の上部にある借景窓が眺められ公園の木々、季節を感じさせてくれます。

リビングから子供室から一体となりながら変化のある空間が広がっています。
各フロアから高低差があるため、視覚的に緩やかに仕切られた感じでありながら視線が届く楽しさがスキップフロアにはあります。

建設地
岐阜県 
敷地環境
郊外
構造
木造
階数
平屋
敷地面積
255,73㎡
建築面積
116.48㎡
延べ床面積
111,48㎡
工事費
2,250万円
家族構成
夫婦+子供3人
居住者の年齢
35歳
設計者名(事務所名)
LIC・山本建築設計事務所 山本静男

図面

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