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亀戸の家

亀戸の家

キッチン上部の開口から屋上コートテラスの様子が見える


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家の中心にある階段がパパの居場所

都心にたつ狭小住宅。 

敷地面積17坪・防火地域という条件に加え、3階建てにしたいという施主の要望から、木造耐火建築物として設計することになりました。木造耐火建築物とするためには、外壁の耐火性能はもちろんのこと、内部も木の軸組をすべて総厚42ミリの石膏ボードで覆わねばなりません。設備配管も、耐火被覆した構造体の外側に追い出す必要があり、通常の木造より内々の寸法が随分減っていってしまいます。

厳しい条件下で救いだったのは、敷地の両隣が旗竿敷地で、その竿部分で採光が取りやすかったことです。三方向から光を入れることができ、「どの時間帯でも暗くならないのが嬉しい」という感想をお施主様から頂戴することができました。

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周囲の視線を避けつつ、いろんな方向から光を取り入れる

この家の最大の特徴はキッチンの空間です。家事をしながらプレイルームとなっている子供室の確認ができ、かつ、上を見上げれば屋上のコートテラスも確認できる高窓があります。家の内外を見渡せる空間構成は、幼児をかかえた家事のストレス軽減につながりますただ見渡せるだけではなく、空間にいろんな方向から光が入りこむこと、視線の抜けが出来ていることは、大らかなご家族にうまくマッチングしたのではないかと思っています。

 

建築DATA

1階床面積 : 38.50㎡(11.65坪)           〈家族構成〉
2階床面積 : 39.01㎡(11.80坪)           夫婦 + 子供2人 + 犬一匹
3階床面積 : 20.53㎡(6.21坪)
延べ床面積 : 98.04㎡(29.66坪)    
構   造 : 木造3階建て

[家づくりニュース2013年4月号_今月の家_掲載]