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参道の家14

参道の家14外観_松澤

開放的なバルコニーを2、3階にL字で、屋上にはもっと素敵な場所が!

大きな神社の参道沿いの敷地に建つ住宅です。
風致地区に指定された緑豊かな環境ですが、準防火地域でもあり、法的な規制のクリアが大きな課題となりました。
建ペイ率が40%のため、2世帯の家族の必要な部屋を確保するためには3階建てにしなければならず、今回は準耐火構造(一部燃え代設計)とする事で、木造3階建てで、出来るだけ木を露出させた家を実現する事が出来ました。

 

外部は周辺に合わせたモルタル塗りの上、塗装仕上げです。
バルコニーは出来る限り参道の木々の緑を楽しめるように開放的にして、特にロフトにつながる屋上のバルコニーからの景色は最高です。
参道から出入りが出来るギャラリーは、家族や友人たちと音楽を楽しんだり、庭でバーベキューを楽しんだりできて、先々は近所の方との交流の場となればと考えています。

 

玄関は参道と反対の東の通りにつながっていて、大きな木戸を開くとギャラリーのテラスともつながります。
アプローチから玄関はいつもの安田瓦の敷瓦を敷きこんであり、重厚な500年生の杉板の玄関戸に導きます。
内部は漆喰と木の仕上げになっていて、無垢の床板(桧・胡桃)+床暖房部分と、無垢の杉板部分が大半を占めています。お母さんのためのエレベーターが設けられ、生活空間の中心は2階となります。
夫婦と子供の個室は3階に、個性豊かな空間として設けられています。

 

1階のギャラリーの水廻り、2階のキッチン、3階洗面部分には建て主さんがじっくり選んだモザイクタイルが貼られ、いつもの木の家とはちょっと違っています。
ただし、栗の末口(細いところ)450ミリの1~2階の通し柱がやっぱりと思わせます。

参道の家14室内_松澤

障子を開けると参道の緑が飛び込んで来ます。

 

建築DATA

1階床面積 : 57.01㎡(17.25坪)                 〈家族構成〉
2階床面積 : 58.67㎡(17.75坪)                  お母さん+夫婦+子供3人
3階床面積 : 58.67㎡(17.75坪)
R階床面積 : 9.50㎡(PH、ロフトのため延べ床に含まず)
延べ床面積 : 174.35㎡(52.75坪)    
構   造 : 木造3階建て(準耐火構造)

[家づくりニュース2014年9月号掲載]