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子供の成長を育む水庭の家

子供の成長を育む水庭の家-写真01

水庭と屋上、そして内部の回遊動線が接続し、多様な繋がりを生みだしている。

少子化が進む中、小さな男の子4人兄弟ということ自体が『家族の個性』と言えます。

内部に入ると、LDK、子どもスペース、玄関、廊下が一体となった平屋のワンルーム空間が広がっております。
家の中心に配置した中庭には水が張られ、子ども達にとっての格好の遊び場に。
もともとオープンな家族関係を理想とし、個室の子ども部屋は要らない。
さらには、玄関らしい玄関も要らない。というご夫婦の考え。
最初の提案は、水庭ではなく、ウッドデッキを敷いた中庭だったのですが、奥さまが「水を張ると面白くないですか?」と。
「面白いですね~、でも掃除はどうしますか?」と伺ったところ、
「言った私が責任取ります」って感じのコミュニケーションにより、この『水庭』が実現しました。

子供の成長を育む水庭の家-写真02

水庭を、体一杯に楽しむ子ども達の様子。

家族の夢が詰まった『水庭』。
皆、この水庭が大好きなので、家族総出でお掃除します。
苦になるどころか、水庭のお掃除は、家族のコミュニケーションの大切な場にもなっているそうです。

こちらの住宅は、5年前に完成しました。
お引き渡し後も、建主さんとは連絡を取り合っており、子ども達の成長を報告して下さいます。
頂いた手紙の一文をご紹介。

長男:気分転換に、よく一人で屋上にいます。叱られた時などは、スッキリするようです。
次男:広い家を存分に散らかす天才。今日もあっちこっちで宿題を開けた形跡があります。
三男:家中を所狭しと走り回っています。
   朝日の差し込む部屋で目覚めるので、すっかり寝起きが良くなりました。
四男:足取りも安定して、いつも3人の兄の後ろを一生懸命付いていきます。
   家の中に響く、可愛らしいテペテペという足音は、彼のモノです。

建築DATA

1階床面積 : 115.93㎡(35.0坪)      〈家族構成〉
構   造 : 木造平屋建て          夫婦 + 男の子4人

[家づくりニュース2013年10月号掲載]