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森のあとりえ

森のアトリエ-LDK_山下

仲間が集い語らう大空間のLDK、赤いキッチンが心を高揚させます


森のアトリエ-室内_山下

窓の向こうには四季折々に表情を変える安曇野の景色が広がります

長野県安曇野市の西の端、雄大な北アルプスの麓に建つ「森のあとりえ」は忙しく日々を過ごす都内在住のクライアントが、学生時代の想い出がたくさん詰まった信州松本・安曇野で「いつもと違う暮らしがしたい」、「安曇野で活躍する作家達のギャラリーとなる空間を持ちたい」「最終的には移住をする」という事を前提に計画された別荘です。

 

「いつもと違う暮らし」を楽しむため、オフホワイトと木を基調とした作りの中に玄関ドアをはじめとする赤・青・緑の「色」や「模様」などポップな要素を取り入れました。
「色・模様」を取り入れる事で建物は全く違った表情を持ち、それらを目にする事で視覚的な面から心の高揚感が溢れ出し、住まい手の個性が溢れた「いつもと違う暮らし」が生まれました。

森のアトリエ-玄関_山下

お客様を明るく元気よく迎えてくれる赤い玄関ドア

また、クライアントが集めた「安曇野の作家達」による作品を飾るスペースも各所に設け、時には作家達に展示ギャラリーとして利用して貰いたいとのクライアントの心遣いがあります。

 

もう一つの「いつもと違う暮らし」は、北アルプスに面した南・西面には大きな窓とテラスを設け、四季折々に移りゆく北アルプスや里山の風景、森を吹く風、沢を流れる水の音、しんしんと音を立てずに降る雪さえもがまるで自分だけのためにあるかのように感じます。
35畳という大空間のリビングでは、集まってくる仲間達も自由に料理を作ったりお喋りを楽しんだりして、「いつもと違う暮らし」に触れてもらおうとの思いから、赤い扉のオープンなアイランド型キッチンが設置されています。

 

建築DATA

1階床面積 : 21.97㎡ ( 6.64坪)          〈家族構成〉
2階床面積: 114.11㎡ (34.51坪)            夫婦など
延べ床面積: 136.08㎡ (41.16坪)
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2016年5月号掲載]