【 30-40坪 】

京都・大原の家

京都・大原の家-外観_安井

外観は古い木造校舎のイメージ。


京都・大原の家-室内①_安井

リビングダイニングには一本の丸太の梁が。大工さんの手仕事が生きています。

京都大原といえば三千院が有名ですが、この家は三千院のお膝元、同じ町内に建つ家です。
大原は、小高い山に囲まれ、田畑が広がり、落ち着きのある里山の風景が広がっています。
周囲にある建物は、戦前から建っていた古い建物も多く、今回新築する家がそんな心地よい風景のなかに違和感なく溶け込むようにしたいと思いました。

 

屋根には瓦をのせ、外壁は杉板の下見板貼りで、自然塗料で濃茶に着色しました。
「古い木造校舎の小学校のようなイメージ」という建て主さんの言葉もヒントになりました。

 

玄関に入ると、正面には階段が、右には洗面カウンターと向かいの山の見える大きな窓、左には天井の高いLDKへの入り口。
ここは「多目的玄関ホール」とでもいいましょうか、普通なら90センチくらいの廊下になるところを倍の180センチにしてゆとりをもたせ、歯みがきしたり、本を読んだり、子供が走り回って遊んだり、いろいろな暮らしのシーンが想起されます。

 

いろいろな方向に窓があり、昼の木漏れ日、夕日のオレンジ色、風で揺れる木々のざわめきなど、私たちが自然とともにあることを日々感じさせてくれることでしょう。

 

京都・大原の家-室内③_安井

多目的、無目的?な玄関ホール、読書、歯みがき、何をする?

リビングダイニングには、もとの曲がりを生かした太い丸太の梁が一本。
2階の壁や屋根をがっしりと支えてくれています。この部分は大工さんが現場で手加工して組み込んでいます。

 

自動化された生産ラインで刻まれるのがあたりまえになった現代の木造住宅ですが、人の手によって一つひとつのものが生み出されていく感覚を暮らしの場のなかに残して行きたいと私は思っています。

 

京都・大原の家-室内②_安井

大原の自然と、里山の風景を暮らしに取り込む窓。

建築DATA

1階床面積 : 18坪           〈家族構成〉
2階床面積 : 16坪            夫婦+子供一人
延べ床面積 : 34坪     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2014年3月号掲載]

緑陰とピアノの家

撮影:黒住 直臣

緑陰とピアノの家_室内

ピアノ室とダイニングはひと繋がりのゆったりとした空間となる


緑陰とピアノの家_外観

コンパクトな外観の中に様々な空間が内包されている

文学研究者のご主人とピアニストの奥様、ご夫婦のための住まいです。

敷地は小高い丘の上に切り開かれた分譲地の1区画ですが、敷地の奥には丘の下からも見えるほどの大きな樹が数本茂っています。
これらの樹木を借景として日常の生活に取り込む事で、自然に囲まれた別荘で暮らしているかのような穏やかな住空間を作りたいと考えました。

緑陰とピアノの家_書斎

ピアノ室階下の地下室のような雰囲気を持つ書斎

ピアノを置く部屋には音響上の理由から高い天井高が必要とされましたが、家全体のバランスに考慮して屋根を高くするのではなく、スキップフロアのように床を下げる事で空間を確保しました。
ダイニングとの間は3連の引き戸で仕切る事が出来ますが、普段は開け放して空間のつながりと視線の抜けを感じられる、ゆったりとした伸びやかな空間を作り出しています。

ピアノ室の階下はご主人の書斎となっています。
ピアノ室の床が下がってきている分、床と天井を作らない事で書斎の天井高さを確保しています。
床は基礎の底盤を直接モルタルで仕上げた土間とし、天井も構造を表しにした結果、地下室のような独特の雰囲気を持った部屋となりました。
蓄熱暖房機のおかげで冬にも冷え込む事がなく夏も涼しい快適な書斎です。

建築DATA

1階床面積 : 18坪           〈家族構成〉
2階床面積 : 18坪            夫婦
延べ床面積 : 36坪     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年12月号掲載]

子供の成長を育む水庭の家

子供の成長を育む水庭の家-写真01

水庭と屋上、そして内部の回遊動線が接続し、多様な繋がりを生みだしている。

少子化が進む中、小さな男の子4人兄弟ということ自体が『家族の個性』と言えます。

内部に入ると、LDK、子どもスペース、玄関、廊下が一体となった平屋のワンルーム空間が広がっております。
家の中心に配置した中庭には水が張られ、子ども達にとっての格好の遊び場に。
もともとオープンな家族関係を理想とし、個室の子ども部屋は要らない。
さらには、玄関らしい玄関も要らない。というご夫婦の考え。
最初の提案は、水庭ではなく、ウッドデッキを敷いた中庭だったのですが、奥さまが「水を張ると面白くないですか?」と。
「面白いですね~、でも掃除はどうしますか?」と伺ったところ、
「言った私が責任取ります」って感じのコミュニケーションにより、この『水庭』が実現しました。

子供の成長を育む水庭の家-写真02

水庭を、体一杯に楽しむ子ども達の様子。

家族の夢が詰まった『水庭』。
皆、この水庭が大好きなので、家族総出でお掃除します。
苦になるどころか、水庭のお掃除は、家族のコミュニケーションの大切な場にもなっているそうです。

こちらの住宅は、5年前に完成しました。
お引き渡し後も、建主さんとは連絡を取り合っており、子ども達の成長を報告して下さいます。
頂いた手紙の一文をご紹介。

長男:気分転換に、よく一人で屋上にいます。叱られた時などは、スッキリするようです。
次男:広い家を存分に散らかす天才。今日もあっちこっちで宿題を開けた形跡があります。
三男:家中を所狭しと走り回っています。
   朝日の差し込む部屋で目覚めるので、すっかり寝起きが良くなりました。
四男:足取りも安定して、いつも3人の兄の後ろを一生懸命付いていきます。
   家の中に響く、可愛らしいテペテペという足音は、彼のモノです。

建築DATA

1階床面積 : 115.93㎡(35.0坪)      〈家族構成〉
構   造 : 木造平屋建て          夫婦 + 男の子4人

[家づくりニュース2013年10月号掲載]

みのりズム

写真:石井 雅義

みのりズム

天井の垂木のピッチが徐々に変わっています。
見上げたときのリズムが楽しいのです。

敷地の形状に素直に計画したら、屋根に入れる構造材(垂木)のピッチが徐々に変化するというデザインになりました。
ここんちの中心は只今幼稚園生の少年。
少年が笑うと皆が幸せ。
そんな生活の様子を想像して、少年の名前と垂木のリズムを組み合わせた造語をこの住宅の名前にしました。

家をつくろうと思ったときは、会社の社宅に住んでいて「湿気+何だか似合っていない住宅+狭い」という不都合がありました。
その中でも優先順位一番として湿気やカビ結露を払拭し、風がよく通って明るく空気がさらっとすることを実現化させました。
そして楽しい雑貨が好きなのだけれど、社宅では全く生かせていなかったので、自己表現できるきっかけをあっちこっちに創りました。

こういう人たちはとっても多いのですね。
自分たちらしく暮らす背景が無くて、でも順応力があるからどこでも住めちゃう。
住めるけれど決してその住宅を愛していない。
愛着を持てる背景がある事によって生活もガラッと変わります。
住宅はまめに手入れをすることになり、整理整頓され、食卓の風景もどんどん変わってきます。
誇りと自信を持てる住宅をつくるということに関与できて、一緒に生活を考える事ができるのが何より楽しい。
生活するってホント楽しいのだから。ね。

建築DATA

1階床面積 : 51.17㎡           〈家族構成〉
2階床面積 : 48.29㎡           夫婦 + 子供一人 + 亀
延べ床面積 : 99.46㎡     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年9月号掲載]

北デッキの家

北デッキの家01_石黒

[リビング]見晴らしの良い北東側は、ハンモックや食事もできるデッキと連続しています。南側の高窓からの光で明るい場所となりました。

北デッキの家02_石黒

[外観]道路から少し高い所にある敷地に建つので、マウンドのような庭となりました。前面に道路を挟んで公園があるので、視線が通ります。

北デッキの家_石黒

[作業コーナー]子供達が3人で使う作業コーナーです。個室を小さくして、なるべくこの場所で勉強や読書などをします。景色も良いです。

北東側に道路を挟んで公園がある、眺望の良い敷地です。
道路から敷地が少しだけ高いので、マウンドのような庭となりました。

当初は大きな敷地を活かして、1階にリビング、デッキを設ける提案でしたが、建主さんのリクエストで2階のリビング+デッキとしました。
実際はそれが正解で、見通しの良い景色を眺めたり、夏は蚊もこないそうで、居心地のよい場所となりました。
リビングと連続して北東側をデッキとすることで、夏の暑い時期でも比較的、心地よく過ごす事ができます。
このデッキはあくまでも食事をしたり、ハンモックを楽しんだり、生活を豊かにする要素に徹しています。
洗濯物干しは、別の場所に専用のサンルームを設けました。
また、採光は居住スペースの南側に高窓を設けることで、明るくすることができました。
視線的にも隣家を避けて空がきれいに見えるので気持ち良く過ごせます。

1階は個室や書斎があります。
子供室は個室を最小限とし、皆で勉強等ができるように、庭に面して作業コーナーを作りました。

植栽は建主さんと山へ行って選んだ樹木です。
様々な樹木を植えて、街並にも開いた外構となりました。

建築DATA

1階床面積:19.79坪        〈家族構成〉
2階床面積:17.53坪         夫婦+子供3人
延べ床面積:37.32坪
構 造:木造2階建て

[家づくりニュース2013年8月号_掲載]

西馬込の家

撮影:吉田 香代子

西馬込の家_内観

LDKからデッキ、庭、児童公園へと視界が抜ける。
夏の日差しや公園からの視線を調整するため軒下からテントや簾をかける支柱と横棧が見える。

建て主家族は30代のご夫婦と息子さんで将来子供が増え、ご両親と同居の可能性もあり、基本プランとして1階に玄関とLDK、和室、2階に主寝室と多目的広間、浴室水周りを配置しました。
西馬込の家_外観

南東道路から庭の植栽やデッキを眺めながら玄関へと枕木のアプローチが続く。

表通りから入った行止まり道路の奥突き当りが敷地の東南にあたり、そこから南庭の植栽やデッキを眺めながら玄関へと枕木のアプローチが続きます。
南庭の先には1.8m程の高さに児童公園と神社の杜が隣接し、静かで視界も抜け都心では恵まれた環境にありました。

この環境を活かして外部を取込んだり、繋がったり、囲ったり季節や天候、来客によって様々な生活が楽しめるよう、引込み戸や障子、軒下、デッキ、植栽などで程よく調整しています。
敷地と南隣地公園の高低差によって1階は少し囲われて落着いた雰囲気に、2階は地面に近い中2階で浮き上がったような変化のある空間となりました。
パッシブソーラーや雨水タンクを設備し自然との共生を図っています。

建築DATA

1階床面積 : 16.1坪           〈家族構成〉
2階床面積 : 17.5坪           夫婦 + 子供
延べ床面積 : 33.6坪     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年6月号_掲載]

東村山の家

吹き抜けを中心に螺旋状に生活空間がつながる住まいです。

20代は、僕の師事した先生の彫刻的な作品制作の補助(助手)と、自らも未熟ながら立体作品をつくり美術展などに出展していました。自然界は渦を巻いているといわれますが、なぜか僕の作品も渦のような形態がよく現れました。

東村山の家_高野

リビングから庭を見る


住宅を設計するようになりこの感覚は忘れかけていましたが、この東村山の家はリビングを中心とした吹き抜け空間の周りに庭や和室、キッチン、ダイニング、書斎、子供室、ルーフバルコニー、寝室と渦を巻くようにスキップしながら空間がつながっていきます。生活動線をショートカットする吹き抜け中央のオブジェ的螺旋階段が回遊性を与え、家族とどこからもつながる大らかな生活空間になりました。

東村山の家_高野

ウッドデッキからリビングを見る


30歳を過ぎて建築の世界に入ると、ものをつくりながら言葉を使う必要性が出てきました。当たり前の事ではありますが、設計した住宅を建て主ご家族にしっかり説明し、雑誌に掲載する際もなぜこのような設計になったのか論理的に説明をする必要に迫られました。彫刻を作っていた時はそれほど言葉は要りませんでした。何かが発酵するように気持ちや心を込めて、身体を使って自ら汗を流し絞り出すように形にしていました。作家たちは皆、黙々と展覧会に出品します。作品の説明をすることもできません。有無を言わさず、理由も分からず入選・落選が決まり賞まで決まってしまいます。
落選すれば、展示されることもなく暗い美術館の倉庫から自ら作品を速やかに搬出しなければなりません、そんな世界でした。

こうやって言葉で自作を語るのも理屈をつけるのもいまだに苦手で、なかなか克服できません。多分これからも、僕は昔と変わらず敷地や建て主家族と対話し身体を使って粘土をこねるように、試行錯誤しながら家を作っていくのだろうと思っています。

建築DATA

1階床面積 : 63.96㎡           〈家族構成〉
2階床面積 : 47.08㎡           夫婦 + 子供2人
延べ床面積 : 111.04㎡(33.6坪)     
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年5月号_掲載]

北側の眺めを楽しむ家

北側の眺めを楽しむ家01

リビングからキッチンのテラス戸を通して北側の緑と空が見える。


北側の眺めを楽しむ家02

寝室は屋根勾配にあわせた登り梁天井。高い天井とロフトで広がりと収納を実現。

 設計にあたってMさんが心配されていたのは、今の土地の広さで大人4人が住める家ができるものかどうか、ということでした。敷地は高台の住宅地の一角。第一種低層住居専用地域で建ペイ率40%、容積率80%の条件は確かにそんなに余裕はありません。しかも北側は急傾斜地崩壊危険区域に近接。その変わり眼下に広がる町並みを遠くまで見通すことができて気分爽快な眺めです。
そこで設計の常套手段とも言える、床面積に算入されない地下の部屋やロフトを造ることで、少しでも広くすることにした結果40坪強の面積になり、家族一人一人が自分の居場所になる部屋を持つことができました。その分リビング・ダイニングや玄関は面積を切り詰めました。南北に長い敷地のため、間取りも敷地形状に準じて南北方向を軸に計画し、リビング・ダイニングからキッチンはワンルームで視線が南の庭からキッチンの外の北デッキまで抜けるようにしました。
北側の眺めを楽しむ家03

窓からの眺めだけでなく床の段差ゼロ、引き戸でバリアフリーの浴室に。
引き戸の前に特製タイル掛け。

南側は住宅に囲まれた袋状の私道に面しているため、南側からは日差しを取り入れ、視界は空が広がる北側を主に考えました。Mさんも北側の眺めが気に入っていて、そこに広いデッキを造ることが家づくりに当たっての夢だったので、それを実現しました。

 デッキに面した浴室も好評です。設計当初、浴室はユニットバスしかできないと思われていたMさんでしたが、北側の景色を見ながら湯船に浸かれる浴室もできることが分かったので、既存のタイル張りの浴室を造ることになりました。
そこで苦心したのが、浴室配管の点検方法の確保です。この住宅は長期優良住宅の補助制度を利用していたので、そのための必要条件を満たさなければなりません。維持保全にあたって定期点検ができるようになっていなければならなのです。ユニットバスなら簡単ですが従来の施工方法では工夫が要ります。何とか点検口を造りましたが、住宅設計に当たって、これからますます維持保全に関しての配慮が必要になってくることを感じました。

建築DATA

1階床面積 : 52.9㎡             〈家族構成〉
2階床面積 : 52.9㎡             夫婦 + 娘家族2人
延べ床面積 : 106.0㎡(32.0坪)地下・ロフト面積を除く     
構   造 : 木造軸組工法2階建て+地下1階

[家づくりニュース2013年4月号_今月の家_掲載]

逗子市久木の家

2階のリビングルーム、奧がキッチンとパントリー、左はダイニング。
リビングとダイニングは家族それぞれの居場所が出来るように引き戸で分けることができる。


逗子の桜並木がきれいな分譲地に建てた住宅です。区画が広いこともあり周辺の家は大きなものばかりの中、若い5人家族のために建坪17坪弱のコンパクトな家を設計しました。

この頃、設計していて心がけていることは、大きな部屋だったりワンルーム風な間取りではなく、家族それぞれの居場所ができるように心地よいサイズの部屋を引き戸で閉じたりつないだりしながら組み立てていることです。時には小さなのぞき窓を付けて気配が伝わるようにします。1人になりたい時は、引き戸や小窓を閉めることで自分だけの空間にすることができます。この家も家族5人が1人になれるように寝室や子供部屋以外にそれぞれの居場所をつくりました。
子供部屋は寝るだけのスペース+ロフト、勉強は3畳ある共用の書斎をつくり両面に本棚、プリンターも収まる収納、2人座れる机、そしてリビングとの間に小窓を付けました。

このコンパクトな家には家族の居場所の他に自転車やサーフボードが入る3畳の外物置、2.5畳の納戸、3.5畳のクローゼット、押入、2.5畳の食品庫、階段下の物入れと十分すぎる収納があります。

小さい家ながらも10年、20年後と暮らし方が変化していっても、5人それぞれに対応した暮らしができる家ができたと思っています。

南からの外観。天井高さ1.4mのロフト部分は高さを低くするために平らに、リビング部分は切妻屋根にした。バルコニーの手すりは前の家が見えず空だけ見えるように高さを調整してつくりました。


1階の玄関と階段。
階段から差す光を呼び込むために境をポリカーボネート板で仕切り、風が通るように半分は引き戸になっている。

敷地面積  : 54.65㎡           〈家族構成〉
建築面積  : 56.01㎡           夫婦+子供3人
延べ床面積 : 110.66㎡(33.4坪)
構  造  : 木造2階建て+ロフト

[家づくりニュース2013年3月号_今月の家_掲載]

文京本郷の家

写真:GEN INOUE
文京本郷の家_外観

ファサードに手前に植えた山法師の影が単調な壁に彩りを添えている

この家の敷地は住宅密集地にあり、周囲を3階建ての家に囲まれた、プライバシーの保ちにくい環境にありました。
そこで、周囲に対しては閉鎖的な構造としてプライバシーを保ち、中に光や風を通す中庭を持つ家を考える事にしたのです。

3つの中庭がありますが、ひとつは玄関前の風呂と共有する植栽のある庭です。玄関ホールの前にあり、目線が抜ける事で植栽の見える広々としたホールとなりました。この庭はお風呂からも眺めることができ、季節の良い時は全開するサッシを開ければ、庭を見ながら半露天風呂的な使い方もできます。(もちろん互いの目線は独立したものとなっています)
もう一つはLDKに繋がるこの家で一番大きなバルコニーです。大きさは約12畳程あり、リビングとつなげて使うと開放的な明るいアウトドアリビングとして更に有効です。他人の目線を気にせず光や風をリビングに取り込むスペースとして大きな役割を果たしています。

文京本郷の家_室内

大きなバルコニーが隣り合うLDKを見る

最後は家事室に隣り合った物干としてのバルコニーです。時として洗濯物は見せたく無いものですが、ここなら誰の目にも触れず、太陽の元しっかり干すことができます。

また収納には徹底的にこだわり、随所に使い勝手の良い収納スペースを用意しました。
他にはキッチン・洗面所などをいつものように既成のものではなく造作で設けています。
        

建築DATA

1階床面積 : 60.45㎡           〈家族構成〉
2階床面積 : 50.15㎡           大人 2人
延べ床面積 : 110.96㎡(33.6坪)     子供 1人
構   造 : 木造2階建て

[家づくりニュース2013年2月号掲載]