テーマ:【 リノベーション・リフォーム 】

ストック・アンド・リノベーションの時代

ストック・アンド・リノベーションの時代

骨組みがしっかりしていれば、長く使い続けることが出来ます。

家の寿命は長くて30年。
作っては壊す。
そうしたスクラップ・アンド・ビルドの時代は終わりを告げました。
今は、一度作ったものを大切に、できるだけ長く使い続ける時代。
家の寿命は50年〜60年はあたりまえです。自分が作った家を自分の子供達が使えなくてどうするんですか?目指せ100年、そういう時代が来ました。
家は資産(ストック)であり、手入れをしながら使い続ける(リノベーション)、つまりは「ストック・アンド・リノベーション時代」の到来です。

家を長く使い続けるには、家の大切な骨組みが風雨や害虫の被害によって傷まないような設計が大切であるとともに、建物の部位の寿命が来たとしてもその部分を簡単に取り替えられるようにはじめから考えておくことが大切です。
家はメンテナンスをすることで、その寿命は何倍も長くなるのです。

さらにもっと大切なのは、家を飽きのこないようにリフレッシュしてゆくことです。
常に新鮮な気持ちで家と向き合うことができなければ、風雨に耐えても家は大切にされることなく見捨てられてしまうかもしれません。
インテリアのメンテナンスも大切なのです。
インテリアのメンテナンスで家はリフレッシュします。
気分も一新、同じ家でも新たな気持ちで過ごすことが出来るのです。

[家づくりニュース2013年10月号掲載]

リフォームということ

リフォームという言葉でイメージされるのは、たぶん表層的な化粧直し程度だと思われますが実際に蓋をあけてやらねばならないのは、足腰を固めること。
つまり人で言うとインナーマッスルを鍛えるようなものです。築50年強のこの住宅は断熱はおろか、基礎も殆どなくその場その場で場当たりな仕事が繰り返されてきました。そんな住宅でも床を剥がし基礎を固め、梁を補強しながら断熱性能等級4まであげて、建物を元気にしてあげることが出来ます。そのためには「住宅医」としての調査を必要とします。いろんな角度から何をすべきなのかきちんと専門家が検証して、設計に落としこんだものを施工してもらう必要があります。もちろん専門家がきちんと監理することも重要。リフォームだといって、ぞんざいに考えるのは危険です。しっかりとした礎があってはじめて「楽しい」と思えるプランニングの内容をのせていけるのです。予算がそんなにない、という場合でも計画性を持って順次進めて行けばよいのです。

リフォームに着手する場合、まずは自分の体を知るように、専門家を入れて建物の状態を把握することから始めることをお薦めします。

光を入れる螺旋階段 穴のあいた柱
▲ 光を入れる螺旋階段 ▲ 穴のあいた柱

報告書

▲ 報告書