テーマ:【 施主施工 】

家づくりに参加しよう

漆喰塗り_02

漆喰塗りはみんなでやると楽しいです♪

家づくりをその一部でもいいから人任せにせず自分でやってみることはとても大切なことです。
なんといっても、家づくりに参加することで自分の家への愛着がわきます。
また、家づくりの経験を積めば、家の基本的なメンテナンスとリペアが自分で出来るようになりますから、まめにリペアをして家を長持ちさせることができます。
さらには、使う素材について自分で調べ理解し納得してすすめることが出来ます。

ただ、どうしても家づくりはプロにしか出来ない世界として一般の方には敷居が高いようです。
たしかに、建築工事の中でも、骨組みや屋根を作る工事は力もいるし、高所作業で危険がともないます。
しかし、室内の仕上げ工事は敷居が低く、だれでも手軽に参加出来ます。
また、インターネットの通信販売で、仕上げ材や工具・道具がだれでも気軽に入手出来るようになりました。

道具や作業の流れについて基本的なことさえ知っておけば、木、漆喰、ペンキ、ワックス、紙、タイルなどの自然素材を自由自在に使いこなすことが出来ます。
あなたが選んだ素材であなただけの空間を作ることが出来るのです。

さあ、家づくりに積極的に参加してみましょう。
あなたのまわりには、家づくりのサポートをしてくれるプロがたくさんいると思います。
じゃんじゃん相談してみてください。
あなただけの家づくりの蜜がきっと開けるはずです。
漆喰塗り_01

[家づくりニュース2013年12月号_掲載]

施主施工の現場(ポーターズペイント)

予算が限られてしまう多くの場合、最終的に自分で出来るものは自分でやりましょうとなることが多いです。
例えば内部の壁や天井の仕上げなら、ビニールクロスを張ってもらうのと同じ予算でもって、施主施工ならば珪藻土や漆喰で仕上げることができます。
私自身も建主さんにつきあってペンキ塗や漆喰塗、珪藻土塗、和紙張などを一緒に施工したことがあって、特に左官仕上げなんかは人にやらせるにはもったいないほど面白いと感じたこともあり、かなり積極的に施主施工につきあってきました。

施主施工01_水口昨年、自宅マンションをリノベーションすることになり、せっかくの機会なので内装のポーターズペイント(オーストラリア製の多彩な仕上げの出来る塗料)をスタッフや友人、監督とともに自主施工してみました。
専用の刷毛で仕上げる砂入りの水性塗料なのですが、やってみると下地シーラー塗+2回仕上げ塗なので、過去にやったことのある珪藻土や漆喰よりも手間がかかってかなりの重労働でした。

施主施工02_水口自主施工しやすい材料ということもあって、仕上がりの出来はかなり良くて、3回重ね塗りしているためか、仕上げ表面も頑丈でクラックが入ることも無く、何かぶつけても全然平気です。

施主施工のメリットとして家づくりに参加した記念になることや、手直しが自分でできることの他に、特に左官仕上げなどの場合はプロではちょっと表現出来ないラフな仕上げができるということもあるかもしれません。

施主施工03_水口

施工完了

今回もプロの塗装屋さんに少しだけ手伝って塗ってもらった部分もあって、すごくきれいで均一でかつ仕事も速いのですが、テクスチャの醸し出す味わいという面では、素人が材料を節約することなど考えずにべたべたと適当に塗り重ねた面の方が数段味わい深いです(いわゆる「あばたもえくぼ」というやつですね)。

忙しい建主には絶対お勧めしません。
プロに仕事は任せてその間に自分の仕事でお金を稼いでもらう方がよいのは当然なのですが、自分でやりたくなってしまう人は少なからずいますね。

[家づくりニュース2013年8月号_掲載]