テーマ:【 空調システム 】

ヒートポンプ温水基礎蓄熱暖房

住宅の暖房方法は住宅の気密や断熱性能の向上と共に色々変遷しています。
省エネ志向もあって、南国の開放的家づくりから、北海道のような閉鎖的な空間づくりに移行してきていて、温める暖房から、家全体を蓄熱体にして、終日同一温度に保ち、熱を逃がさない暖房とする傾向になってきたように思います。

蓄熱方法は電熱でも二タイプあって、一つは深夜電力を使用して土間コンクリートを温めるタイプ、もう一つは箱に詰め込んだレンガを温めるタイプです。

ヒートポンプ温水基礎蓄熱暖房

ヒートポンプ温水基礎蓄熱暖房配管

電熱ヒーターで一日分の熱量を深夜に蓄熱し、日中に放熱する方式です。
レンガの箱タイプだと、床面積30坪の住宅で2~3台を必要とします。

省エネタイプのヒートポンプ方式は、エアコンの室外機のようなもので温水を作り、それをベタ基礎のコンクリートに埋め込まれた樹脂配管に通して、コンクリートを温め一日分の熱量を蓄熱させます。

どちらも深夜電力で、電気代が昼間の1/2~1/3です。ヒートポンプの場合はさらに電気代がその1/2~1/3ですみます。
癪ですが、現在のところ同じ熱量を必要とする暖房でのランニングコストはヒートポンプ式が最も経済的なようです。

[家づくりニュース2013年11月号_掲載]