村田 淳

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住宅の設計で大切にしていること
主に5つのことを大切にしています。
緑を楽しむこと/家と庭を一体に設計すること/開口部のしつらえ/暮らしを支える造り付け家具/暮らしの背景としてのデザイン。 -
設計料について
設計料は総工事費の13%前後。
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設計を引き受ける条件
私の考えに共感していただける方。
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設計歴
個人住宅を中心に30件ほど。
緑を楽しめる住宅の依頼が多く、最近は二世帯住宅の御依頼もよく頂きます。 -
生年月日・出身地
1971年 東京都生まれ
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性格・趣味
おだやか。まじめ?。
子供が小さくなかなか時間が取れませんが写真が好きです。
村田淳建築研究室
建築事例

緑に囲まれた図書室と借景を取り込んだ2階リビングのある家
「家族全員の本を一箇所にまとめ、みんなで読めるようにしたい。」
この家には、そんな要望から生まれた大きな本棚のある半地下の図書室があります。
東西両側の庭の緑とつながり、地下の寝室に光と風を届ける図書室です。
地面にもぐるような格好なので適度に囲まれて落ち着いた雰囲気となり、ふと視線を上げると空と緑が見えるという具合です。
2階には庭と道路向かいの植木畑が望めるリビングがあり、地下から2階まで緑が楽しめる気持ちのよい家となりました。
■ 作品名 :井口の家
■ 構造 :木造地上2階建て+地下1階
■ 床面積 :142.19㎡(43.01坪)
■ 家族構成:夫婦+子供1人

囲われた外部空間の心地よさ
姉・弟の2つの家を、一つの敷地に庭を共有するようにつくりました。この2つの家では、室内のように囲われた外部空間をつくることで、内と外のつながりをより豊かにしようと試みています。
2階の部屋と部屋にはさまれた広いバルコニーにトップライトのある屋根をかけ、「カバードデッキ」としました。前後を庭の緑に囲まれた場所で、爽やかな風が吹き抜けます。読書やお茶など気ままな時間を過ごすことができます。このように、家の中に寛いで過ごせる外部空間があることは、暮らしを豊かにすると考えています。
■ 作品名 :浦和の2つの家
■ 構造 :木造地上2階建て
■ 床面積 :139.94㎡(42.33坪)/ 142.98㎡(43.25坪)
■ 家族構成:夫婦+父 夫婦

立体的につながる庭が二世帯をつなぐ
市街地の一角に建つコートハウス型の二世帯住宅です。
分離型の二世帯住宅で、1階と2階で世帯を分かちそれぞれの玄関は別々としています。
箱状の外形の中に各戸専用の中庭や共用の屋上庭園を内包し、プライバシーを守られながら緑と親しむ暮らしが展開します。
それぞれの庭は立体的に連続し、各世帯を穏やかな距離感でつなげます。
美しく植栽をされた住まいは、暮らしだけでなく街の風景にも潤いをもたらすでしょう。
■ 作品名 :中海岸のコートハウス
■ 構造 :RC造地上3階建て
■ 床面積 :201.58㎡(60.97坪)
■ 家族構成:両親+夫婦+子供1人+犬