杉浦 充

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住宅の設計で大切にしていること
常に無意識に捉えているというのが正しいかもしれませんが、バランスです。これは素材や色、町並みなどの目に見えるものから、住環境や感性、コスト、家族間距離などの、目に見えない物事も含みます。住まう方から授かるインスピレーションを大切にし、自身もバランスを持った対応を心がけています。
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設計料について
そのプロジェクトに必要な設計・監理の時間×人件費(時額)により算出し、算定表を提示します。目安としては総工事費の12%前後となります。
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設計を引き受ける条件
住まいづくりを共に楽しめる方。
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設計歴
ゼネコンに8年在籍し、独立後は住宅を中心に、60棟以上設計しています。
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生年月日・出身地
1971年8月 千葉県生まれ
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性格・趣味
好きなこと:写真・散策・旅行・音楽鑑賞・音響・楽器・水泳・フットサル・家具デザイン
充総合計画一級建築事務所
建築事例

約30坪の敷地に計画した、ヨガスタジオが併設された住まいです。
2階の中央に配置されたアイランドキッチンを核として、生活や団欒が育まれるような平面計画をもちます。
キッチンの南側には屋根型天井をもつ小上がりの畳の居間があり、アイランドキッチン続きのダイニングテーブルが居間のちゃぶ台のように機能します。
(フラット35対応仕様)
■ 作品名 :DANRAN
■ 構造 :木造軸組金物工法
■ 床面積 :106.15㎡ (32.11坪)
■ 家族構成:夫婦+子供1人+祖母一人

25坪の敷地に計画しました約35坪の生活空間をもつ住まいです。
省スペースながらも、中庭やグレーチングバルコニー、屋上までをも
もち合わせる都市型のコートハウスです。
準防火地域内の木造3階建ての建物のため、新基準となりました
認定防火サッシを適用した、当事務所では第一号の住まいです。
それ故に開口部の種類や大きさが限定されますが、周囲建物が
密集する環境のなかでプライバシーを得つつも、空間に効果的な
開口部のとり方や納まりを工夫しています。
約9坪のビルトインガレージには2台の車と趣味のオートバイが収容されます。
内部には一部ステップする床や傾斜天井があったり、外部環境との繋がりを
もたせたりと、多様な空間構成により、随所にていろいろな居心地を享受
できる住まいとなりました。
外観は折れた壁面によって、雑多に3階建てが立ち並ぶ街並みのなかで
埋もれてしまうことなく、ささやかに主張します。
構造的には耐震等級を上げると共に、市場のなかで最も粘り強く耐える
構造ボードを用い、更には制震工法までを付加することで、木造では最高
スペックともいえる耐制震建物となりました。
■ 作品名 :KATANA
■ 構造 :木造軸組金物工法
■ 床面積 :142.04㎡ (42.96坪)
■ 家族構成:夫婦+子供2人

約35坪の敷地に計画した住まいです。
周囲が比較的開かれた道路より小高い敷地のために、
3方向から眺められる建物のプロポーションを整えました。
経済合理性を計った4間角の正形な平面計画のなかに、
水平方向に回遊する動線や垂直方向の繋がりや変化を
もたせることで多様なスペースが生まれました。
場所柄、屋外にもシャワーを設け、大容量の収納も建物と一体で
計画することで、意匠を壊さずに趣味のサーフボード等が収納可能
なように配慮しています。
■ 作品名 :辻堂の家
■ 構造 :木造軸組金物工法
■ 床面積 :93.59㎡ (28.31坪)
■ 家族構成:夫婦+子供2人