山下 和希

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住宅の設計で大切にしていること
私たちが住まいづくりにおいて大切にしていることは、「人、街、家族に優しい住まいをつくる」こと。
住み手にとって居心地のよい空間、周辺環境に対して出しゃばる事のない土地に根ざした美しさ、内外面から豊かな暮らしを生む空間づくりを目指しています。まずは会って色々なお話をして、お互いを知ることが大切だと思っています。
そして信頼関係が築けたときに「家づくりのはじめの一歩」を一緒に踏み出しましょう。 -
設計料について
総工事金額の10~15%程度(リフォーム等20%程度)規模や構造により利率が変わる場合がありますのでお気軽にご相談下さい。
構造計算料は別途とさせて頂いています。 -
設計を引き受ける条件
お互いの気持ちが同じ方向に向いた時です。
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設計歴
大学を卒業し30年以上が経ちました。自身の事務所を持って19年目、多くの方との出会いがあり、様々な建物を造ってきました。住宅のみならず、施設や子供たちに関わる施設の設計もしています。
また、2011年に長野県安曇野市へ家族と共に移住した経験を基に、長野県や群馬県、山梨県などへの移住住宅、セカンドハウス、二地域居住などの設計もお受けしています。 -
生年月日・出身地
1959年7月24日 和歌山県生まれ
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性格・趣味
クヨクヨしない、おおらかな性格。
見聞や友好が広がるので人と会う事が楽しい。
亥年ゆえ猪突猛進、言い換えれば何事もリードして行くタイプです。
趣味:建物見学、旅行。
移住してから家内と始めたスキー・自転車
アトリエ・アースワーク
建築事例

白馬連峰を臨むIターン家族のための住まい
この住宅は北側には白馬の山々が連なり、周囲には田畑が広がるのんびりとした長野県北安曇郡に建設されました。
関西で暮らしていたご夫婦とお子さん2人はこの景色と出会い、移住を決め、風景と共に住まう家族の為の住宅を希望。
前面道路に沿って細長い敷地に対し、なだらかな山脈の様な外観を形成、高さを抑え、遠くの山々と一体化するような佇まいを目指しました。内部はほぼ平屋建てのワンルーム空間。生活の中心となる1階は、すぐそこにそびえ立つ北アルプスの山々と安曇野の四季の風景を存分に楽しめるよう、開口部を多く設けました。
また、玄関の大きな庇をはじめ、廻りの庇を1,500mmと深くしたことで室内に差し込む夏の直射日光を遮り、冬場の壁際に降り積もる降雪に対応しています。
工事期間中、クライアントは旅行気分で何度も現場を訪れ、「自分の家」づくりを楽しみました。
竣工した今は、私自身のIターン経験を生かしサポートした他のご家族との交流も深まり、地域にもとけ込み「安曇野くらし」を満喫しています。
■ 作品名 :スズムシ荘
■ 構造 :木造2階建て
■ 床面積 :109.71m² (33.18坪)
■ 家族構成:夫婦+子ども2人

お気に入りの家具と暮らす
敷地は南向きの丘陵地。
近隣には重要文化財に指定されている寺院や、果樹園、低層住宅が建つ落ち着いた場所です。
夫婦から求められたのは北欧デザインの家具や照明が似合う住宅、二人はとても北欧スタイルが好きで、幾度となく訪れた旅先で購入した家具や照明が似合う住宅に暮らしたいと想いを暖めていました。
私たちはそれに応えるため、北欧建築のエッセンスを取り入れ、木をふんだんに使いながらも、モダンな空間づくりを目指しました。
■ 作品名 :SDL ~ Scandinavian designs loved
■ 構造 :木造2階建て
■ 床面積 :155.04m² (46.89坪)
■ 家族構成:夫婦+3人

三人の元気な子供たちがすくすくと育つために!
ご夫婦のご要望は、ご主人が「庇のある家」、奥様が「開放感のある家」、また三人のお子さんたちが工作教室で作ってくる「作品を飾れる場所」が欲しいとの事でした。
広大な敷地の中、建物の特徴を演出するためにシンプルな三角屋根を組み合わせ、その結果、すっきりとした存在感のある建物が完成しました。やがて「社会」と言う大きなコミュニティに出る3人の子供たちが、「家族」という最小単位のコミュニティの中ですくすくと育つよう、家族の生活形態にあわせた最良の動線を考えました。
■ 作品名 :みんなのあとりえ 2
■ 構造 :木造2階建て
■ 床面積 :127.94m² (38.70坪)
■ 家族構成:夫婦+子ども3人