家づくりレポート

ラナイのある家

ラナイのある家
生命の終わりの日まで台所に立ちたい、と願う住み手の一部になるようなコックピットのような台所になってます。

  「生命の終わりの日まで台所に立ちたいと願っています。
   それを実現できるような場がほしいです。」
 クライアントの一番最初の言葉。有名料理研究家のお弟子さんで、良い道具を使って宝物である昆布で出汁をきっちりひき、命をいただくことを大事に考える人。
続けて
  「働いていたときは時間に制約されたストレスの多い日々でした。
   今はゆったりとした時の流れの中で丁寧に暮らしたいと思っています。
   日々の生活も人との関係についても。」
これほど昨今沁み入った言葉はない。「丁寧に暮らす」ということば。雑でぞんざいに毎日を暮らす私に、神様が前に据えてくれた人なんじゃないかと思ったほど。
さらに話し始めると次々に色んなことが連鎖してくる。フリーダカーロ・スウェーデン・辰巳芳子先生・オヒョイズ・目白のかいじゅう屋・monSakata・坂田和實・三谷龍二・クラフト市……関係ないようで興味の繋がりが同じ方向であり、クライアントと不思議な縁を感じた。
(もちろん私の薄い知識に合わせて、話をしてくださる懐の深さのある方なのだけれど。)
シアワセだと想う時を尋ねると
  「むつかしい質問ですが、単純に言うと次の通り。
   今日は快晴で、ベランダには洗濯物と布団が干されていて、室内は太陽の光
   が十分に差し込んでいて温かく、台所からはスープの良い香りがしていて、
   読みたい本があり今日中に解決しなくてはならないこともない。
   こんな今の状況をとてもシアワセだと感じます。今日はそんな日。」
もうまったく同じ幸せ感を共有できる!
この時点で私の中に暮らしのイメージがわぁーっと広がった。これだから住宅設計という生業はホントに面白い。
                   ※「ラナイ」とは「ベランダ」という意味のハワイ語

1 階 : 14.24 坪
2 階 : 8.90 坪
ラナイ : 2.49 坪
延べ : 25.63 坪

西御門の家

photo:西御門の家
変形旗竿地の長く奥行感のあるアプローチ。

 由緒正しき鎌倉の奥深い谷戸。小さな二人の子供のために、まだ新しい近くのマンションを売って家を建てることを決断された御夫婦によると「東側に見える向かいの山の稜線の眺望が気に入って……」 がこの土地を購入される決め手となったとのことでした。
 土地は南北に長く少し変形した旗竿地で、西側には緑濃い山の斜面が間近に迫っています。建物は敷地そのままに南北に長い家として、建物の中央に設けた大きなリビングダイニングの吹抜け越しに家全体がつながった、とても開放的な家となりました。
 家のどこにいても東には陽の光を反射する向こう側の山の描くなだらか稜線、西には建物に覆いかぶさるほど近くの濃い緑、異なる両面の緑の風景をどちらも楽しむことができるので、太陽の移ろいによって刻々と変化していく廻りの自然の様を楽しみながら毎日過ごされているそうです。
 奥まった敷地であるために、建物自体の外観は街の中ではほとんど目立たないのですが、敷地の長い奥行を見通すアプローチの外構は奥様と一緒になってこだわって、明るい芝生の緑や少し和風な趣の庭、紅葉を楽しむ庭など場所ごとにテーマを変えた植栽を施していて、季節ごとの移り変わりもこれから楽しみです。
 完成後しばらくしてから訪れたとき、とても静かな周辺環境の中で家全体に設けたオーディオシステムから流れる静かな音楽と、その中で過ごすゆったり流れる時間がとても心地よかったことが印象的でした。

1 階 : 18.49 坪
2 階 : 14.52 坪
延べ床面積 : 33.01 坪

成田東のコートハウス

家と庭の思い出
 この原稿を書いている頃にちょうど桜が満開になり、街は急に華やかになりました。この家の敷地にも以前から桜があり、建て替えにあたり切らずに残しました。もう老木ですがきっと今年もきれいな花をつけたことでしょう。
 初めて敷地を訪れた時のことは今でもよく覚えています。夏の暑い日で、年月を経て大きく育った木々が色濃くあたりを埋め尽くしていました。築50年ほどの平屋と和の趣きをまとった庭。現代の水準からすればコンパクトで時間の流れをまとい風化した佇まいがそこにありました。
 建て替えることで家はまったく新しくなるわけですが、その佇まいのもつ雰囲気や空気感いわば「記憶」のようなものを少しでも残したいという思いは、建て主と共有していたと思います。相談の上、屋根瓦、表札、懐かしいデザインの水栓などに加え、庭の木を選んで残すことになりました。桜以外には松、梅、紅葉などがあり特に松は立派でした。しかし、新しい家の計画にはあいにくの場所に植わっています。いくつかプランを検討した結果、桜だけを残すことに。そうして、ヤマボウシの中庭と桜の庭とがつながるコートハウスになりました。
 この家の近くには緑豊かな公園があります。設計が進むにつれだんだんと緑への関心が強くなってきたご主人は、散歩しながらよく1本1本の木を観察したそうです。竣工後もご自分であれこれと草花を植えて楽しまれています。新しい家に住むようになってご自身の興味の幅も広がったようです。この庭の緑も、きっと長く愛着をもって大切にされることでしょう。

成田東のコートハウスリビングから庭を見る。正面に株立ちのヤマボウシ、左に残した桜の木が見える。
ヤマボウシは上向きに花がつくので、2階からも花が楽しめます。

成田東のコートハウスコンクリートと木の素材感で構成した玄関ホール。
正面には紅葉、右に進むと中庭が目に入ります。

対岳荘

 高台に位置する閑静な住宅街で、計画地は東側が崖地に面しています。麓には利根川が流れ、正面には前橋市のシンボル『赤城山』を望めるロケーションです。建て主は「赤城山の雄姿と前橋市の街灯りを見ながら暮らすこと」をテーマに、この土地を購入。設計者として与えられた課題は当然、この立地条件を最大限に活かすことでした。
 美しい景色を取り込む庭園の手法に『借景』という言葉がありますが、それは景色に100%依存するということではありません。あくまで共存。そこに建築が存在する意味があると思います。景色を見るだけなら建築は必要ありません。特に住宅は、そこに人間の営みがあります。建築を活かす景色に恵まれた住宅ではありますが、同時に景色を活かす建築。それが人間と環境との共存を愉むということだと思います。夏は緑の絨毯(木々)の上に浮かんでいる様ですし、冬には葉が落ちて利根川の流れが臨めます。春は芽吹き、秋は紅葉が美しい。四季折々の移ろいを愉みながら、赤城山への精神的な方向性が増しつつ、同時に身体をシッカリと受け止め、包み込む器としての包容力ある空
間を目指しました。
『対岳荘』は、建て主が付けたネーミング。愛着を持って、私も使わせて頂いています。

対岳荘
雪景色。

対岳荘
外構と建物とが一体となった景色。

飯塚の家 11

 昨年末に完成した4人家族の家です。敷地は北と東が道路で、南は2階建ての共同住宅、そして西は神社の広場でいつも子供たちが楽しそうに遊んでいます。
 建て主さんとはホームページを通じて、さいたま市の建築セミナーで出会い、今のお住まいを訪問して契約へと進みました。親の土地を分けてもらって建てるという恵まれた環境ではありましたが、これから住宅の融資を受け、返済しながら子育てをするのは大変です。出来る限り負担を抑える意味でも「長期優良住宅」の採用は不可欠でした。
 マツザワ設計に依頼があったという事は、もちろん木の家でという事になりますが、建て主さんが単に木の家を望んでいるわけではなく、健康や環境問題、木の質感、和風など希望している内容は各々異なります。また、それらの要望が全てではなく、当然ご主人の夢、奥さんの憧れ・現実の希望、子供たちの要望なども重要です。
 いくつか大きな希望として
 ・吹抜けを見上げると木の骨組みと漆喰がきれい!
 ・ぐっと目をひく大黒柱(丸太)が欲しい!
 ・子供が暴れても、追いかけっこをしても良いような間取り!
 ・隣の公園の木々を見ながらお茶を飲みたい!
 ・バイクいじりができ、いろいろ作業ができるアトリエが欲しい!
 ・夕陽を見ながらソファーに腰掛け、ゆっくりとお酒が飲みたい!
 ・リビングにつながるデッキでバーベキューをしたい!
 ・木材は高価でなくても良いので、使い込むうちに飴色の艶が出るもの!
というような希望の他、一般的なキッチンや仕上げや使い勝手の希望もたくさん頂き、夢がいっぱいの要望でしたが、実際に動き出すと予算と現実の中でいかに夢を形にするかの作業が続きました。いろいろ予算では苦労しましたが、そよ風(空気集熱システム)も採用され、快適で健康的な省エネ住宅が完成しました。

飯塚の家 11
建て主さん希望の吹き抜けを見上げると、木の骨組みと漆喰の壁(一部板張りに)と木と空と。

飯塚の家 11
寝室から見下ろしたアイランドキッチン。上にはファミリースペースがあり、このあたりに家族が集います。

盛岡の家

 岩手県盛岡市の郊外に昨秋完成した住宅です。寒冷地仕様の家は、高性能の断熱材と気密性の高いサッシに包まれています。十畳の広い土間の上は吹抜けとなり、家全体がひとつながりの空間となっています。建て主さんは、この土間で楽器の演奏をしたいとお考えの様です。
 階段を上がりブリッジを渡ると居間とキッチン。南の窓からは田園風景が広がります。天井の高い位置に付けられた横長の開口部より適度な採光が室内に届けられます(この窓は通風のために一部が開くようになっています)。壁に付けられた四角い小窓からは、通りを挟んだ先にあるご両親の家をちらりと見る事ができます。
 この家はローコストで作られました。形状はシンプルな三寸五分勾配の片流れ屋根の直方体。部屋と部屋の間に壁や建具をほとんど作らず、建て主さんがお持ちのお気に入りの家具で仕切るなどの工夫をしました。そのため内部に露出する杉の柱が多くなりましたが、それがこの家のインテリアの味わいともなっています。

盛岡の家
2階居間。ブリッジの手前より南側の居間を見る。

盛岡の家
1階土間。正面の障子の向こうが玄関引戸。

保谷の家 「リフォーム」

 新築かリフォームかの選択から始まり幾度もの打合わせと現場調整を重ねてきた保谷の家のリフォームが2月に竣工しました。
 築42年のお住まいはご両親の代から引き継がれ増改築を繰り返していましたが、そのことで居室が分断され内外への視界や採光、通風を遮り構造的な弱点にもなっていました。
 今回の工事では1、2階南側の障害になっている部分の減築を行い、コストを抑えるため外壁やサッシ及び2階居室の一部は再利用して内部を解体、基礎や木造躯体の耐震補強、開口部や天井、壁、床下の高断熱化、段差の解消、温風床暖房、記憶に残る柱梁の利用など、見えにくい事柄も大切にして、使い勝手の良い回遊プランに改修しています。
 保谷の家には1階に3つ、2階に1つ合計4ヶ所の回遊ルートがあります。改修前は北側の玄関から中廊下を中心に、洗面、寝室、階段、和室居間、ダイニング、と全て行き止まりのプランでしたが、リフォームでは1階の玄関ホール~LD~クロゼット~寝室~玄関ホールの居室回遊ルート、玄関ホール~洗面~収納~キッチン~LD~玄関ホールの水廻り回遊ルート、キッチン~LDの配膳回遊ルートの3つがあり、2階も階段ホール~寝室・2~物干しテラス前室~和室・1・2~階段ホールと一回りして物干しデッキや2階トイレにそれぞれの居室からアプローチできます。

保谷の家 「リフォーム」
リフォーム後の北側玄関。ブロック塀を撤去、植栽し木製玄関引戸と通風用網戸、窓防犯用に木製格子を新たに設けた。

保谷の家 「リフォーム」
リフォーム後のLDK。中央壁の奥に減築したキッチン、独立柱の手前は和室居間、奥に暗く孤立したダイニングがあった。

ときわ台の家

 築35年の古い家の改修をおこないました。敷地は旗竿状で玄関までの長いアプローチには様々な木や花が植えられています。通路であり小さな庭でもあるその場所は、この家を大きく特徴づけるものといえます。その土地で育ってきた貴重な木や花を活かしながら、新しく住む人がそこに少しずつ手を入れていく……それが新しい家族の形としてそこに景色をつくっていくのです。
 改修においては現状を調査することから始まります。その中で建て主さんの望まれる空間について検討しながら、改修が必要なところを把握していくという作業が重要となります。改修においては、すべてを新しくすることが最良とはいえません。住まい手の家族構成やこれからそこにどのくらい暮らすのかなどの将来像、そして当然予算も総合的に考えなくてはいけません。そうして現状で活かせるものは最大限に利用し、そこに少しずつ新しいものを取り入れていくという作業が始まるのです。
 今回の大きなポイントは、居間として使われていた和室とそれに続く台所の改修でした。床は下地も含めて傷んでいたため、下地を直した上でフローリングを貼りました。家族の中心となるリビング・ダイニング・キッチンを一室の空間とし、新しい住まい手の生活スタイルにあった空間へと生まれ変わりました。設備機器も老朽化が進んでいましたので、キッチンや洗面、トイレなどは新しくしました。その他構造的な検討から一部壁の補強、コンセントなどの増設や電気容量の見直し、給湯器の交換などのインフラの整備をおこないました。
 このように現場の状況を見つめながら、工程が進む中で見つかる問題に対処し、これから住まわれる家族のための新しい「場所」をつくっていくということは、とても刺激的で幸せなことでした。

ときわ台の家
新しくなったリビング。以前から使われていた障子はそのまま残している。
壁は珪藻土(壁塗りは、建て主さん自らも参加。)

ときわ台の家
旗竿状の敷地の通路部分には様々な植栽が育っている。今あるこれらのものを活かし、少しずつ手を入れていくことになりそう。

家ではなくてガレージと倉庫

 熱海に別荘を設計しました。といっても正確には別荘に付随するガレージと倉庫です。別荘は道をはさんだ反対側にあります。以前この土地は林だったのですが、地主が木を全部抜いて造成してしまい、それに危機感を感じた施主が土地を買い取り自分の別荘の周りの環境が悪くならないようにしようと考えたのが事の始まりです。母屋にもガレージはあるのですが、もっと余裕のあるガレージにしたいという事情もありました。
 6年前に建てられた母屋の別荘。実は私の設計ではありません。大学の先輩でもある内藤廣さんの設計です。内藤さんが別荘を造り、私はガレージと倉庫?でも母屋で設計の打合せをしながら意外と楽しく仕事をさせてもらいました。
 敷地は約250坪と広いのでどこに配置すればよいのかから始まり、残りの部分をどのようにするか?限られた予算の中で試行錯誤した結果が写真の通りです。ガレージは敷地の奥に配置し、残った土地はできる限りもとの林のようにしようということで話が進み、植える樹木は熱海から箱根の植生を参考に決めました。 予算の関係で小さめの苗木のような木が多いのですが、10年後には立派な林になると思います。
 余談ですが箱根は色々な種類の樹木が生えており、その多様な木の特徴を生かして箱根細工という工芸品が出来るようになったのです。何となく見ているお土産品ですが、ちゃっかりと設計に使わせてもらいました。

家ではなくてガレージと倉庫①_諸角 敬箱根の多彩な植生を参考に植えられた苗木。

家ではなくてガレージと倉庫②_諸角 敬1階はRC造、2階木造部分の外壁は母屋と同じ角波板鉄板と一文字葺きの組み合わせ。

佐倉市の家

 昨年12月に千葉県佐倉市で竣工した70歳代ご夫婦の家です。子育て時期に建てた家が老朽化し、仕事での海外生活が長いため手を入れられなかったのですが、今回定年を機に念願の建て替えとなりました。
 生活上必要な居室は一階に配置し、将来の寝室としても使える畳の間から居間・食堂・庭へと緩やかにつながるバリアフリー仕様の間取りとしています。すでに独立されたお嬢さん二人が度々訪れては、お孫さんも含めた食事会が慣例ということで、お二人住まいにしては広めのアイランドキッチンとし、おしゃべりしながら料理し、飲んで食べる場所を中心に考えました。居間・食堂につながる外デッキと植栽が庭の奥行きを感じさせ、吹抜けの高窓からたっぷりと陽射しが入る明るく楽しいくつろぎの場となっています。

佐倉市の家
畳の間、居間から吹き抜けのある食堂と外デッキを見る。

佐倉市の家

佐倉市の家
庭から大きな吹き抜け窓がある食堂を見る。デッキの左は居間。

馬込の家

 「馬込の家」は、16坪の敷地に建つ3人家族のための木造3階の住宅です。都心に土地を求め家を建てるということは本当に大変なことだと思います。先ず、条件のよい土地がなかなか見つからない。ネットや不動産屋さんにある情報は既に売約済のものが多く、見つかったとしても競争相手が多く価格も異常です。
 「馬込の家」の敷地は坂道の途中にあり、狭小地で高低差もあるので建売やハウスメーカーが手を付けられなかった土地です。いわゆる、建築条件が厳しい物件。しかし逆に考えてみると坂道で高低差ということは、隣家の視線を気にすることなく眺望が得られ、敷地を丹念に調査していくと、小さな場所にも可能性は限りなくあるのです。この住まいでは高低差を生かし、廻りの風景や緑を借景として取り入れ、小さくても広がりある心地よい居場所がテーマとなりました。窓越しに見える大きな梅の木、そこに集まる小鳥達の様子、刻々と変化する光や風、そんな何気ない自然が、日々の生活に入ってくると都心の暮らしもより豊かになってきます。
 また暖かい空気は上昇し上階に溜まるという性質を利用し、ダクトファンを設け空気を循環させ室内温度差を軽減する、屋根に落ちる雨水を利用した雨水タンクを計画したりと、環境にも配慮した住まいとしています。
 建築の業界では、住宅は「設計の基本」であると言われています。住まいは、私たちが生活していく上で無くてはならないものであり、そこで起きて食べて寝て思いを巡らせてと、日々の暮らしに直結してきます。また子供の頃育った家の記憶は、その後の人生に何かしら影響を与えるともいわれています。そして一つ一つの住まいは、町並みをつくることにも繋がってくるのです。
 世知辛い世の中、問題は山積み。しかし音楽やアートが世の中を切り開いてゆくパワーがあるように、住まいも大資本や経済論理に負けず、一つ一つを丁寧に考えつくってゆくことで、ハッピーで住みよい社会に貢献できるのだと信じつつ、設計の仕事をしています。

馬込の家
光や風の入り方を考えたシンプルな外観。

馬込の家
リビングからは手元が見えない、オリジナルキッチン。

馬込の家
窓辺からは小鳥の様子など楽しめる。

馬込の家

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