第14期の講義内容・日程および受講料|家づくり学校
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講義内容・日程
第14期(2022年6月開講)の予定は以下の通りです。
第1学年(座学) 受講料:70,000円
本校独自の教科書を使っての講義を行います。
●会場 千代田区施設(予定)
※止むを得ない事情の場合はオンライン講義に切り替えることがあります。
●授業時間 13:00~17:00(4時間)
●日程・内容 日曜日
(日時、講師、講義内容については都合により変更される
場合があります)
●その他 教科書として「実践的家づくり学校-自分だけの武器をもて」(彰国社刊/定価¥2,500+消費税)を
ご用意ください。(受講料には含まれません)
お持ちでない方には割引価格¥2,200で販売致しますので、お申込みの際に合わせてお申し出ください。
※書籍は第1回講義日にお渡し予定。+送料(¥198)で事前発送可能です。希望欄に記載ください。
第1回 | 6月26日(日) | 「住宅設計とは」 住宅設計の捉え方は設計者によって様々。その様々であることを知ることで、その先に自分はどうするか、それを見出す契機となることを期待します。 |
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講師:田中ナオミ ・ 荒木毅 ・ 本間至 | 会場:千代田区施設 | ||
第2回 | 7月24日(日) | 「断面から考える」 住宅設計は平面からだけではなく、断面でも考える必要があります。日本の古今の住まいの断面計画を学ぶ中で、それを現代にどう生かすかを考えます。 |
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講師:高野保光 | 会場:千代田区施設 | ||
第3回 | 10月2日(日) | 「構法から考える」 木構造にこだわらず、構造一般で意匠設計者が押さえておかなければならないポイントを事例やモデルを参考に、どのように構造設計者と協働していくのが良いかを考えます。 |
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講師:諸角敬 ・ ゲスト講師:山田憲明(構造家) | 会場:千代田区施設 | ||
第4回 | 10月23日(日) | 「木から考える」+ 防火 木材は持続可能な建築を実現するために大切な素材です。素材の特徴、その生産や加工、そして建設までの知識を得ます。 今期は特別ゲストを招き木造防耐火の概要についても学びます。 |
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講師:古川泰司 ・ ゲスト講師:加来千紘 | 会場:千代田区施設 | ||
第5回 | 11月27日(日) | 「コストから考える」 安かろう悪かろうでも、絵に描いた餅でも快適な住まいは実現できません。性能や意匠とは相反するコストのイメージが覆る多くのアイデアを学び、自らの発想のヒントを養います。 |
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講師:杉浦充 | 会場:千代田区施設 | ||
第6回 | 12月25日(日) | 「環境から考える」 改正省エネ法により住宅の室環境を整えることが必須となってきました。ここでは断熱と湿気に関わる外周部の素材構成や、調和された空気の動かし方など、実践で使える手法を学びます。 |
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講師:白﨑泰弘 | 会場:千代田区施設 | ||
第7回 | 1月29日(日) | 「外構から考える」 一般的に言う外構の植栽、門、塀などに限らず、地形や、地域、景観、他の建物の間から生まれる空間まで含めての外部環境、また建物と外部環境との関係を考えます。 |
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講師:泉幸甫 | 会場:千代田区施設 | ||
第8回 | 2月26日(日) | 「生き残るためには」 住宅設計で生き延びることは大変なこと。今、我が道を探しつつある若手建築家の話を聞くことで、これからの自分の道、“自分だけの武器”の発見につながることを皆で考えます。 |
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講師:後藤孝 ・ 萱沼宏記 ・ 福田隆一 ・ 工藤夕佳 ・ 太田陽貴 | 会場:千代田区施設 | ||
第9回 | 3月 5日(日) | 「発表会」 | |
会場:千代田区施設 |
第2学年(見学) 
素材の生産地や製作の現場を見学します。
●会場 各回とも現地集合
※第1回講義は、千代田区内の施設にて座学になります。
※止むを得ない事情の場合はオンライン講義に切り替えることがあります。
※第2回講義以降については、止むを得ない事情により中止になる場合が
あります。なお、中止になった回は翌年に振替受講が可能となります。
●授業時間 時間、集合場所は講義の1週間前に連絡します。
●日程・内容 第2土曜日(日時、講師、講義内容、見学先については都合により変更される場合があります。)
第1回 | 6月18日(土) | 「素 材」 | 講 師:泉幸甫 ・ 根來宏典 | 千代田区施設 |
第2回 | 7月16日(土) | 「植 木」 | 引率講師:川口通正 ・ 村田淳 | 現地 |
第3回 | 9月17日(土) | 「石」(鉄平石) | 引率講師:福田隆一 | 現地 |
第4回 | 10月15日(土) | 「建 具」 | 引率講師:松本直子 | 現地 |
第5回 | 11月19日(土) | 「左 官」 | 引率講師:泉幸甫 ・ 小野育代 | 現地 |
第6回 | 12月17日(土) | 「木 材」 | 引率講師:松澤静男 ・ 太田陽貴 | 現地 |
第7回 | 1月21日(土) | 「板 金」 | 引率講師:島村香子 | 現地 |
第8回 | 2月18日(土) | 「古建築」 | 引率講師:山本成一郎 | 現地 |
第9回 | 3月 5日(日) | 「発表会」 | 千代田区施設 |
第3学年(演習) 
講義と課題説明を前半、成果物発表と講評を後半という形式にて、4つの課題に取り組みます。
●会場 千代田区施設(予定)
●授業時間 13:00~17:00(4時間)
※止むを得ない事情の場合はオンライン講義に切り替えることがあります。
●日程・内容 日曜日
(講師、講義内容については都合により変更される場合があります)
第1回 | 6月12日(日) | 「平面計画」(前期) | 講師:高野保光 | 千代田区施設 |
第2回 | 7月10日(日) | 「平面計画」(後期) | 講師:高野保光 | 千代田区施設 |
第3回 | 9月11日(日) | 「形態」(前期) | 講師:泉幸甫 | 千代田区施設 |
第4回 | 10月 9日(日) | 「形態」(後期) | 講師:泉幸甫 | 千代田区施設 |
第5回 | 11月13日(日) | 「環境」(前期) | 講師:諸角敬 | 千代田区施設 |
第6回 | 12月11日(日) | 「環境」(後期) | 講師:諸角敬 | 千代田区施設 |
第7回 | 1月 8日(日) | 「リノベーション」(前期) | 講師:半田雅俊 ・ 伊澤淳子 | 千代田区施設 |
第8回 | 2月12日(日) | 「リノベーション」(後期) | 講師:半田雅俊 ・ 伊澤淳子 | 千代田区施設 |
第9回 | 3月 5日(日) | 「発表会」 | 千代田区施設 |
第4学年(スタジオによる設計) 
講師アトリエ事務所でのスタジオ制とし、リアルな課題に対して設計をまとめつつ、建築家の設計術を習得します。
●会場 各スタジオ講師のアトリエ事務所、および オンライン講義
●授業時間 各回 3時間程度(各スタジオの裁量による)
第1回 | 6月 5日(日) | 「ガイダンス・課題発表」 | 会場:課題敷地見学、オンライン講義 |
第2回 | 7月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第3回 | 9月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第4回 | 10月 | 「中間発表」 | 会場:家づくりギャラリー |
第5回 | 11月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第6回 | 12月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第7回 | 1月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第8回 | 2月 | 会場・時間とも各スタジオによる | |
第9回 | 3月 5日(日) | 「発表会」 | 会場:未定 |
【特別構造ゼミ】※特別構造ゼミのみ受講希望の方の申込みは4/21(木)12時より開始!
構造を、より詳しく実践的な特別授業として行います。
[授業内容]第1回:概論(システム論)講義。
第2回〜4回:第1回のシステム論に従い、与えられた建物の軸模型を作成・発表し、指導を受ける。
第5回~8回:軸模型の構造材のメンバーを、テキストを使いながら求める。
●受講料 家づくり学校在校生・卒業生、家づくりの会会員および事務所所属所員 … 60,000円
上記以外の特別構造ゼミのみ受講される方……………………………………100,000円
家づくり学校1学年入学と特別構造ゼミ同時受講される方…………………120,000円(同時受講割引)
●定員 申込先着順15名
●会場 千代田区施設(予定)
※止むを得ない事情の場合はオンライン講義に切り替えることがあります。
●授業時間 13:00~17:00
●日程 土曜日(予定)
第1回 | 6月4日(土) | 千代田区施設 | 第2回 | 7月2日(土) | 千代田区施設 |
第3回 | 9月3日(土) | 千代田区施設 | 第4回 | 10月1日(土) | 千代田区施設 |
第5回 | 11月12日(土) | 千代田区施設 | 第6回 | 12月3日(土) | 千代田区施設 |
第7回 | 1月14日(土) | 千代田区施設 | 第8回 | 2月4日(土) | 千代田区施設 |
〈新設〉研究生制度
家づくり学校の4年を卒業した上で、もう一年4年生をやりたいという人が時々います。
しかし、いくら4年生の設計課題を積み重ねても、そのような学びには限界があります。
誰かについて教わることは必要ですが、創造的な仕事には、自ら問題意識を持ち、自ら課題を見出し、それを自ら解決していこうとする自発的意思がなければなりません。
しかし、一見矛盾したことのようですが、その様な自発的意思の獲得には指導者が必要なことも確かです。講師はそのような学生に対し、一方的に知識を与えるのではなく、学生の研究方針、内容について一緒に考え、示唆を与え、一緒に新しい何かを発見する研究の場を提供します。そのような人に対して、創造的な建築設計者となるために家づくり学校研究生制度を設けるものです。
【対象者】
家づくり学校4年生を修了した人、かつ、何かを研究したい自発的な目的意思がある人
【受講条件】
受け入れてもらいたい先生から了解を取った上、家づくり学校に研究テーマ、研究方法などの研究計画を提出し、入学判定会議で判定します。
入学を申し込む前に、受け入れてもらいたい先生に、研究しようと思っている内容について相談し、その先生より受け入れの了解を取ってください。
【研究テーマ】
建築に関することであれば何でも構いません。それこそあなたが決めることです。
授業の進め方:基本的に4年生のスタジオと同時に行いますが、受け入れる先生と相談して決めてください。
また、4年生の、年に2回(中間発表・最終発表)の発表時に合わせて、研究成果を発表しなければなりません。
【修了条件】
研究成果を提出、発表し、修了判定会議で判定します。
自分が知り、発見した内容が独自で、役に立ち、ある程度の普遍化がおこなわれたものであるかどうかが修了判定の基準となります。