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「住まいの中に光庭」室内に光・風・緑を……

住まいの中に光庭_十文字比較的大きな住宅では、1階の中程が昼間でも暗く風通しが悪くなりがちです。
伝統的な日本の民家を訪れた事のある方は奥に行くにしたがって、薄暗くひんやりとした感じを体験された事と思います。
一般的に建坪が大きくなればなるほどこの様なスペースが生まれやすくなります。
その様な場合、最も有効的な解決策の一つとして住まいの中の適切な位置に光庭を取ることで快適な内部空間を確保する方法があります。

 

写真にある住宅は1階だけで45坪有り、厨房が真ん中近くで、換気・採光を取ることが難しいことがありました。
そこで、厨房に隣接して南北に2間、東西に1間の光庭(4帖)を設けました。
厨房と反対側は広い玄関ホールに面し、南側は居間です。
厨房側の壁面には、縦長のジャロジー窓を2か所取り換気扇も設けることで問題をクリアーしています。
光庭にはヒメシャラの株立ちと、足元には花灌木を植え、季節によって居ながらにして花を愛でたり紅葉も楽しめます。
天気の良い日には、南の表庭に面したテラス戸を大きく開け、光庭の開き戸を解放することで実に心地よい風が室内を通り抜けます。 

 

[家づくりニュース2014年4月号掲載]