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猫の額ほどの緑/松原 正明

更新日:6 日前

板橋区にある我が家の緑です。24坪の敷地に家を建て、駐車場残りの隙間に植栽を施しただけですが、毎年多彩な顔を見せてくれます。写真は5月の新緑の季節。玄関アプローチ際の右の木からエゴ、アオハダ、アオダモ(大)、モミジ、アズキナシ、ヤマモミジ、ヤマボウシ(大)、順に花が咲き春から夏にかけ家の周りを彩ってくれます。下草はシロバナサギゴケ、ヒメイワダレソウ、リュウノヒゲなどです。


下の写真は10月の様子です。ネットをかけた木製の格子に5月に植えた蔓性のゴーヤーが繁茂しています。たくさんの小さな黄色い花が咲きゴーヤーの実も食べきれないほど採れます。10月末にはゴーヤーは枯れるのでツルを下から引っ張り落とすとスッキリした顔に戻ります。やがて他の木も葉を落とし冬にはほぼ緑は無くなります。これを毎年繰り返すのが15年ほど続いていますが、不思議に飽きません。毎年少しずつ様子が違うからだろうと思います。


木製格子を室内側から見たところです。窓の外には幅30cmの狭い板張りの部分があり、猫がくつろぐ外スペースになっています。木を植えられる場所が猫の額ほどの小さなスペースでも工夫をすれば緑に囲まれた暮らしができるというお話でした。ちなみにうちの猫の額は広いようです。


松原 正明/木々設計室

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