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15年目の自邸/諸角 敬

2009年に竣工した自邸が今年で15年目を迎えました。建築家が設計した新築の家の写真は皆さんも雑誌などでよく見ると思いますが、はたして10年、15年後にどのようになっているのか?綺麗で生活感のない空間はどのくらい荷物が増え雑然とした?空間になっているのか。興味深くありませんか。

ちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、ここで15年目の自宅を公開しようと思いました。普段暮らしていると気がつかないことも、写真に撮ってみると気がつくこともありました。


現 在      15年前

庭に植えたコナラ、モミジとサクラは立派に育ち、コナラは剪定しているのですが7-8mまで大きくなり、夏はしっかりと西日を防いでくれています。

現 在       15年前

室内の壁は白黒のモノトーンで空間の構成がわかりやすく設計していましたがちょっと味気ないところもありましたので階段部分の壁は黄色に塗り替えました。


子供部屋はリビング、ダイニングと空間はつながっており天井に見えているカーテンレールを使っ

て軽く間仕切りのできる設計でしたが、カーテンが吊されることなく、プライバシーなしの状態でしたが、子供達はしっかりと育ち大学生になりました。



下宿生活となった長男は大学の寮に入りましたが、他の学生が狭すぎるといって次々出ていく中、初めての自分の部屋を満喫しているようです。写真で見る通り雑然としていますが、古くなったソファーを持ち込みそれなりに自分たちの空間を作り上げています。



諸角 敬一級建築士事務所studioA

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