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旅をしながら考えてみる~環境のこと~/倉島 和弥

iezukurisite

更新日:3月19日

20数年ぶりにパリとバルセロナに行ってきました

  左上:ペリエの蓋  右上:キウィジュースの蓋  左下:木製カトラリー 右下:シャンプー・シャワージェル


すっかり浦島太郎。何もかもが変わっていて右往左往の珍道中。それは少しづつブログにまとめることにします。

今回は過去に見残していたものや再確認するミーハーな旅。

とはいえ、建築やデザインに関わるものにとっては気になることはたくさんあって、ついつい日本と比較してしまいます。

まず、ペットボトル飲料の蓋。ねじっても外れない。最初はこれ一つの不具合かと思いましたが、2本、3本と同じ。そこでよく見たらヒンジになっていました。外れないようにできている。カパッと開けて飲むようになっていた。なぜだろう?外して飲んで締めるとき楽ちん。ポイ捨てさせない。プラスチックゴミ問題ですかね。海洋汚染。こっちの方が正しそうだなとおもいました。プラスチックといえば、飛行機の食事で使うカトラリー。ステンレスがプラスチックに変わったはずなのに、またステンレスになっていました。重量やテロ対策より、プラスチックゴミ対策なのかと。カフェのケーキ用のカトラリーは木製。これは20年以上前から出始めまていましたが、一般的になってきたようです。もっともこれは日本の割り箸の方がずっと先をいっていますね。

20年前からといえばホテルのバスタオルなどのリネン。新しく変えて欲しいときだけバスタブや床において欲しい、水や洗剤の量を減らすために協力して欲しいとインフォメーションが貼ってありました。これは今も続いていました。アメニティ、パリのホテルはかなりの安宿でしたが、92%天然素材のものでした。一時、液体シャンプーが壁に設置されていましたが、中の袋を盗む人が多いんですね。小さなボトルと固形純石鹸に戻っていました。これも海洋汚染対策ですね。こういったことでランク付もされているので、高いか安いかではなく社会の問題として行われているのだと改めて感じました。日本ではどうでしょう?

皆さんは、自分の生活の中でどのくらい意識していますか?実行していますか?

自分は手洗い、浴室の石鹸は純石鹸。シャンプーも純石鹸でリンスは使わず、植物性オイルです。キッチンは廃油石鹸。洗濯や柔軟剤はまだ踏み切れていません。


中に入れるようになったパリのノートルダム大聖堂


明るく綺麗になりましたね

侘び寂び好きの日本人の中には前の方がいいというう人がいるかもしれませんが、パリやフランスの方達にはどんなに喜ばしいことか造像ができます。子供たちも先生に引率されたくさん訪れていました。









パルセロナのサグラダファミリア。足場だらけの内部までしか見ていなかったので、中に入って感動しました。

陽がさしてきたらステンドグラスが天井を染めていました、、

Gaudiの装飾がうるさいのではないかと思いましたが、シンプルでおおらかな空間になっていました。あと少しで大きな塔が乗っかり完成と言われていますが初期の部分はすでに100年を過ぎているので改修は続くのかしら?

倉島 和弥/RABBITSON一級建築士事務所


 
 
 

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