[ エコロジー-008 ]
大山のゲストハウス

エコロジー部門

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鳥取県米子市、大山の麓の森の中に計画したゲストハウスです。

敷地は桜と松の木立の中。木々は、空に向かい立ち上がる幹と生い茂る枝葉を持って独自のバランスによる間隔を保持しています。我々は、既存の樹木を出来るだけ残して建物を配置し、その隙間に可能な限りの生活スペースを確保するという、「森と共生するかたち」をデザインの要としました。その上で居住空間を建設できる区画を綿密に調査・分析し、短い連絡路によって各機能スペースを連結する方法を選択しました。屋根には、樹木の枝の開きと方向に従ってそれぞれに向きを変えた勾配をつけ、効果的な太陽光の取込みに配慮しています。ここ大山では、冬場は2メートル近くの積雪があるため居住スペースを2階とし、1階はピロティとして開放しています。これにより夏場の風通しが期待でき、湿度や温度といった地面からの直接的な影響を受けない快適な室内環境が生まれています。

木々の隙間をぬって、居住空間が一続きにつながっています。各棟は木々の位置関係から少しずつ角度を変えて配置しており、廊下によって各棟を結び付けています。そのため、廊下から見える景色はそれぞれ異なる表情を持っています。

室内は、屋根形状に合わせて勾配天井としており、広さと奥行きのある空間を演出しています。

1階部分をピロティとして外部に開放し、2階を居住部分とすることで、積雪や多湿な地表面からの影響を極力受けないようにしています。

周囲の雪景色に溶け込んだ様子。
他の季節とはまた違った表情を見せてくれます。

建設地
鳥取県 米子市 
敷地環境
別荘地
構造
混構造(木造+RC造+鉄骨造)
階数
地上2階建て
敷地面積
1299.18㎡
建築面積
252.48㎡
延べ床面積
315.37㎡
工事費
非公開
家族構成
非公開
居住者の年齢
非公開
設計者名(事務所名)
河口 佳介(河口佳介+K2-DESIGN)
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