[ エコロジー-007 ]
風の抜ける2世帯住宅

エコロジー部門

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2世帯住宅と言うことで親世帯と子世帯の生活スタイルを尊重しつつも、常に顔を合わせてコミュニケーションが取れるようにLDKを1階中央に配置。2階には、ミニキッチンを作り非常時利用としました。また生活する時間帯の違いから起こる床騒音を解消するため2階床は2重張りとしてあります。自然に対する意識が高い建て主様で将来的には敷地周辺に木をたくさん植えて家への日射調節が出来るように最低4mずつ空地が確保してあります。自然通風を最大限利用し、コストをあまりかけずエアコン利用ゼロの省エネ住宅を目指した空間にして欲しいとの要望から季節に応じて東西南北4方向から一度に通風出来る窓配置。low-eペアガラス+樹脂サッシ採用と南側の軒の出をW1820とすることで夏場の厳しい日射をシャットアウトしました。また地域に愛される景観を目指し、白+茶+緑(植栽)のアースカラーを採用。この付近ではシンボル的な建物となりました。

1階にあるリビング(インドア)の南北両サイドにウッドデッキを設置(アウトドアリビング)。
インドア+アウトドアで晴れた日などは開放的で広いリビングとなりました。山側からの吹きおろし風を計算し南北に風が抜けるため夏場に気温がグッと上がる盆地の東広島市でもエアコン無しの省エネ生活。

山に囲まれた田園地帯である立地を生かし、2階のセカンドリビング(子世帯)からは、家族7人が横一列に並んで緑が眺められるよう大型窓とデスクを設置。天板を開けると調理可能なIHコンロを備えたミニシンクが出現。

屋根一面に太陽光パネルを設置。一番効率がいい屋根角度にし生活に必要な電力を賄っています。また景観を配慮して外壁は部分的に木を使用。白+茶+緑(植栽)のアースカラーが地域の景観に一役買っています。

南側の軒の出を1間(W1820)確保することで夏の厳しい日射をシャットアウト。また2階バスルーム(子世帯)から直接ベランダに出て夕涼みが出来るビアデッキを設置。ルーバーで近隣からの視線もシャットアウト。広い2階バルコニーには元気な男の子に育って欲しいという願いから滑り棒を製作(普段は蓋が出来るようになっています)

建設地
広島県東広島市 
敷地環境
郊外 田園地帯
構造
木造
階数
2階建て
敷地面積
473.67㎡
建築面積
106.42㎡
延べ床面積
173.07㎡
工事費
非公開
家族構成
7名
居住者の年齢
60代+30代
設計者名(事務所名)
木村 哲也(木村哲也建築デザインオフィス)
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