[ 生活-018 ]
ポジャギの織り成す柔らかな空間「ポジャギの家」

生活提案部門

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日本の伝統的な畳が敷き詰められた「続き間」は、ある時は襖を閉じて小さな部屋として、ある時は襖を開けて広く使うことができる。この住宅はその「続き間」の概念の進化形である。

設計を始める際に、デザイナーであるクライアントより「ポジャギ」という韓国の伝統的なパッチワークを使うことをテーマとして挙げられた。そこで、クライアントがデザインおよび製作した「ポジャギ」を襖と見立てた「続き間」とすることとした。シンプルな平面の中に150角の木列柱壁と可動の「ポジャギ」を配置した緩やかな空間構成とし、「ポジャギ」のレイアウトにより様々なシーンをつくり出す。

ダイニング空間が上階まで貫入し、隙間を介して上下階が緩やかにつながる。

4枚の150角の柱壁が空間を緩やかに仕切る。
建物の中央部のダイニングを取り囲むように、構造体である木材の列柱壁を配し、ポジャギの掛け方と相まって、フレキシブルな空間をつくりだす。

建物の中央部は天井高さのあるダイニング、その上部にロフトスペースを設け、それらを取り囲むようにフレキシブルな場をつくっている。

基壇のコンクリート部分はアトリエ。道路面より一層高いレベルを2層の居住スペースとしている。外壁は、内部のポジャギ、木列柱壁と同じモジュールを反映させ、焼杉の壁とガラスによる四周とも同じ構成とし、眺望により開口率を変化させたものとなっている。

建設地
神奈川県横浜市  
敷地環境
隣地が公園、住宅密集地
構造
木造+一部鉄筋コンクリート
階数
地上2階 地下1階
敷地面積
102.68㎡ 
建築面積
46.38㎡
延べ床面積
117.18㎡
工事費
非公開
家族構成
夫婦+子供1人
居住者の年齢
非公開
設計者名(事務所名)
森 清敏+川村 奈津子 (株式会社 MDS一級建築士事務所)/番 祐貴子(ハッタユキコ)

図面

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