[ ロングライフ-007 ]
スキップフロアの家:23年目の化粧直し

ロングライフ部門

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現在から二十五年前、それより数年前から、何度も何度も、家づくりの会で年二回開いていた家づくり講座に通われた方の住まいです。

主に外装を二年前に改修しました。

久しぶりに訪れたので、どうなっているか不安もありましたが、そのままの姿で、そのままに使われていて、ホッとしたり嬉しかったり。

当時は今のような自然素材が排除された時代でしたが、それでも時間を意識しながら素材を選び工夫した甲斐がありました。

平地ですがお施主さんのご要望でスキップフロアにしています。空間の利用と視線の関係など、講座で沢山勉強しておられました。

小さな雨漏りも、実はそのままになっていたのですが、

家づくり講座で、そのくらいは慌てなくてもいいと言うのを聞いていたので、特に言わなかったとおっしゃっていて、ちょっとびっくり。

当時の家づくり口座は施主との関係を作る大切な時間になっていたのだなと思います。

玄関ポーチから玄関は大谷石。ポーチの床は少しいたんでいたのでモルタル補修をしました。
アプローチは介護のために斜路にしました。
玄関の雰囲気は、少し臼ぐらい狙い通りのまま今も使われています。
靴を履くときに座る椅子などが置かれています。
手すりはありませんが飾りハンコ台がその代わりをしています。

玄関からあがってきた中2階の茶の間リビング。棚や出窓ベンチにものが沢山置かれていますが、現在もこのまま。明るく気持ちのいいスペースです。東日本大震災でも問題は起きませんでした。上部ロフトの床が多少なりとも剛性を高めてくれたと考えています。

左玄関からあがってきた中2階の茶の間リビング。ものは増えましたが現在もこのまま使って下さっています。
右奥がキッチン。
2階へ上がる階段の出隅はプラスターボードにE.P.艶消のため、少し崩れていました。
現在は、出隅の漆喰などは見切を入れて欠けないようにしますが、当時は至りませんでした。

モルタルクラックを補修し、色もほぼ同色でお化粧直しをしました。アプローチは介護のために斜路にしました。
小さな雨漏りや不具合も合わせて補修しました。

建設地
東京都杉並区 
敷地環境
24年たった今も変わらず、井の頭通りから少し入った古くからの住宅地。
構造
木造在来工法
階数
地上2階一部地下1階
敷地面積
117.42m2
建築面積
58.70m2
延べ床面積
151.47m2:半地下、ロフト含む
工事費
当時3000万円
家族構成
当時5人/現在3人
居住者の年齢
当時60歳/現在85歳
設計者名(事務所名)
倉島 和弥(RABBITSON一級建築士事務所)
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